病院の先生はさておき、こどもたちが自ら「せんせい!」と呼び始めるのは、保育園・幼稚園に通うようなってからですね。
春からこどもたちが行く保育園・幼稚園には、たくさんのお友だちと共に、先生が待っています。
「せんせい」って、どんな人?っていうお子さん向けの作品です。
“かがくのとも傑作集”の一冊と言うのも愉快です。
「せんせい」を科学するっていう感じでしょうか。
各見開き右ページに、”せんせいって、ときどき うまなんだよ”、そして次ページ左側にその先生の様子が描かれています。
一見開き目の馬顔の先生から笑ってしまいますが、ページを捲って納得、な〜るほど!
「せんせい」がオニだったりおおかみだったりと八面六臂の活躍にな〜るほどを連発。
わたしのお気に入りは、“せんせいって、ときどき おきゃくさんだよ”です。
せんせいがお仕事を離れての顔もまた素敵!
ラストの総まとめのページも良かったぁ〜!
読者を笑わせてくれる長先生の絵がまた愉快でした。