たからさがし」 みんなの声

たからさがし 作:中川 李枝子
絵:大村 百合子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1994年03月
ISBN:9784834012316
評価スコア 4.46
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みんなの声 総数 51
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  • 大きくなったらまた読んであげたい

    3歳の娘には内容(教訓的なもの)は少し難しかったとは思いますが、読み聞かせている私は最後どうなるのかとハラハラしながら読んでいました。
    男の子とうさぎはまるで娘がお友達とおもちゃ(たいていどうでもいいような)を取り合いしている時みたい。
    その物の魅力もさながら、他の人も欲しがってる、手放さないものだからこそ余計自分も離したくない‥
    最後はおばあちゃんのおかげで仲良くおいしいものを食べる♪
    絵本の中の2人にとっても、娘達にとっても結局これが一番の解決法だよね。

    投稿日:2010/07/05

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  • こんなおばぁちゃんになりたいな。

    • れーぱんさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子3歳、女の子0歳

    絵本の中には、たくさんの素敵な大人たちが描かれているものが多くて、
    私も読んでいて、反省させられたり、憧れたり、真似させてもらったりすることが度々ありますが
    この絵本もその中の一冊です。

    ゆうじとギックは、どっこいどっこいで、素敵なライバル。
    だけど当事者たちは、そんなことにはまだまだ気がつかないのでしょう。
    娘にも近所に住む2カ月しか違わないイトコがいるのですが、
    些細なことで張り合って、ケンカして、叱られて、、、、
    それでもすぐに仲直り。
    そして仲良く一緒におやつを食べています。

    そんな日常がステキに描かれていて、とても魅力的です。

    投稿日:2010/05/11

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  • 競い合うことも大切だけど・・・

    ゆうじくんとうさぎのギックが川原で同時に見つけた木の棒。どちらのものか勝負を付けようと、かけっこをしたり、相撲を取ったりするものの、なかなか勝負が付かず・・・。
    どっちが早いか、どっちが強いか、という勝負でお話しが進んでいったので、勝負が付いてしまってお話しが終わってしまうのかと思いましたが、やはりここは中川李枝子さん。うさぎのおばあちゃんの助けもあり、勝ち負けを決めることなく、仲直りが出来ました。
    ゆうじくんとギックの優しさを自然に引き出してくれた、うさぎのおばあちゃん。さすがです。競い合うことも時には大切だけど、こういう優しさも忘れては欲しくないですね。
    ここまで何をしても気が合う(?)二人は、きっと大の仲良しになれたことでしょう。まさにゆうじくんとギックをお友達にさせた、まほうの杖でした。

    投稿日:2010/03/14

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  • 男同士の勝負

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    「そらいろのたね」と続けて読みました。
    同じゆうじくんが主人公。
    原っぱで見つけた「まほうのつえ」をうさぎのギックと取り合います。
    取り合いといってもけんかをするわけではなく、正々堂々と男同士の勝負。かけっこしたり、相撲をとったり、幅跳びしたり。
    でもなかなか勝負がつきません。
    そこでギックのおばあちゃんの家へ行き、勝者を決めてもらうことにしました。
    おばあちゃんの出したお題は「たからさがし」。
    それが素敵な解決へと導いてくれるのです。
    二人の勝負をハラハラしながら見守っていた私たちも、最後はほっとして、一緒にお茶を飲んでいるようなあたたかい気持ちになりました。

    投稿日:2010/02/17

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  • 意地のはりあい

    幼稚園の読み聞かせボランティアで、年中さんに読みました。
    ぐりとぐらでおなじみの作者コンビの絵本は、可愛いさし絵と優しいストーリーで子ども達にも大人気です。
    発行されてから長い年月が経っていますが、いまでも十分楽しめる息の長い絵本です。

    ゆうじくんとウサギのギックが、原っぱで見つけた《まほうのつえ》を巡って競争をすることに。
    かけっこしたけど勝負がつかず。すもうをとっても、幅跳びをしても、勝負が付かない2人。
    仕方がないので、おばあちゃんに勝負を決めてもらおうと出かけます・・・。

    この2人の意地の張り合いが楽しいです。
    息子を持つ母としては、まさに男の子だなーーと思います。
    幅跳びでびゅーーーんと飛ぶところでは、読み聞かせのときに子ども達の歓声が沸きました。

    ラストは、おばあちゃんの機転?で丸く収まって。
    ほのぼのできる、とてもいい絵本です。

    投稿日:2009/12/15

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  • おばあさん素敵

    • びえんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、女の子4歳

    ゆうじとうさぎのギック、ふたりが同時にみつけた「まほうのつえ」。
    お互いに譲らず、数々の勝負をしますが決まらず。

    そんなときうさぎのおばあさんの見つけた解決策は、すばらしいです。
    ふたりのやさしい心をひきだしてくれました。
    おばあさんは姉妹喧嘩の仲裁にあけくれる母にとっては尊敬すべき存在です。

    そして勝負のあと、仲直りしておやつの時間。
    その甘いひとときのラストシーンがじんときます。
    40年以上前の本ですが、ぜんぜん古くないです。
    手元に置きたい一冊です。

    投稿日:2009/08/23

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  • 古さがなんとも言えません

    • しずりんさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子13歳、女の子9歳

    この絵本も、フリマで探して買ったんですが
    書かれたのがちょうど私が生まれた年・・・。
    ちょっと親近感が湧いてきますよね。

    私が育った頃の生活や考え方が、そこには流れている気がしました。
    すごく居心地のいい空間。

    現代の絵本とは全然違う、異空間に連れて行ってくれるような、そんな心地よささえ感じます。
    私がずっと探し求めていたのは、こういう絵本だったのかも知れない。
    自分の原点に戻れるようなそんな絵本です。

    投稿日:2009/05/14

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  • ゆずりあい

    タイトルを見て、どんな宝を探すのかと思ってわくわくしながら読んでいたら、なんと魔法の杖!ゆうじとギックが同時に見つけ、いろいろ競争して決着がなかなかつかないというのもおもしろかったです。
    どちらも魔法の杖を譲れないでいたのに、本当に必要としていたおばあちゃんが喜んでいる姿を見て、2人ともおばあちゃんに譲ってあげました。「おばあちゃんに譲る」といういいことをしてさぞかし2人はうれしかったでしょう。
    本当のたからは「ゆずりあい」という気持ちだったかもしれませんね。
    電車の席なども取り合いをせずに、お年寄りや席を必要としている人に譲ってあげたいですね。

    投稿日:2009/01/21

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  • 遊びの一環

    「たからさがし」という題名に惹かれて選んだのですが、なかがわりえこ・おおむらゆりこコンビの本でした。

    原っぱで、まほうの杖を取り合うゆうじとうさぎのギック。その光景は、運動会で空いた椅子を取り合っていた小さな女の子たちとよく似ていました。

    物を取り合っているのも、競い合っているのも、子どもにとっては遊びの一環のよう。

    この二人のコンビのお話には、最後に決まっておいしいものが出てくるのが嬉しいです。

    投稿日:2008/09/26

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  • 棒は、いったいどちらに…

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    ゆうじは、川原へたからさがしにいきました。川原には何もなかったので、土手をのぼって、原っぱへいきました。それで、ゆうじはすばらしい棒を見つけたのです。
    そして、ちょうどその時…
    ゆうたとうさぎのきっくは、一本の棒をめぐって、たいへんなことになってしまいました。
    ふたりのかけっこの様子、なかなかおもしろい。そして、けっきょく、棒の行き先は…
    競争をしているんだけど、なんだか優しい気持ちになってきます。
    何をしても、あたたかく見守ってくれるおばあちゃんの存在が、とてもありがたく感じました。競うばかりではなく、ちょっとした抜け道だって、必要だと思いました。

    投稿日:2008/09/27

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