ブランコで調子にのってたかくこいでいたノンタンが、大怪我をしてしまう...というはじまりを見て、私と娘は顔を見合わせてしまいました。ちょうど前の日に、「立ちこぎ」の練習をしていてブランコからおちたところだったからです。幸い娘は手をすこしすりむいただけで済んだのですが、ノンタンは耳がちぎれかけてしまう大怪我です。注射をがんばるお話だとばかり思っていたら、その注射は麻酔だったんですね。カバの看護婦さんが陽気に注射のことを説明してくれるのですが、読んでいる私のほうまで「そんな明るくしてる場合ではないのでは...」と不安になるくらい痛そうで、はやくはやく治療してあげて!!と思ってしまいました。包帯がはずれても傷跡がまだ残っていた最後のページのノンタンが痛々しくて、ちょっと胸が痛みました。