先天性心疾患があり、病院で散々痛い思いをしてきた息子。
成長するにつれて、外来に連れて行くにも一苦労する程、
誰よりも病院嫌いでした。
たまたま本屋でこの本を見つけ、「これだ!」と即買し、
病院に行く前には必ず読んであげるようになりました。
「ノンタンも頑張ったから、みっくんもがんばるもんできるよね」
って約束してから病院へ行くのが、だんだんと習慣になりました。
だから今でも病院に行く日は、「がんばるもんの日」。
ノンタンの切れた耳がかなりリアルなので、
主人はこの本を読み聞かせするのを嫌がりますが、
息子は大のお気に入り。
入院の時も持って行った程です。
お守りみたいなものかな?
そうそう。
この本から、「ノンタンけんさがんばるもん」という冊子が
生まれたのをみなさんご存知ですか?
心臓カテーテル検査用の冊子なのですが、
ノンタンが病院の現場でも大活躍していますよ。
「ノンタンがんばるもん」は、
ノンタンをすごく身近に感じた大好きな作品です。