この「もりの・・・」シリーズは、小学校1年生位の女の子が、絵本の次に進む時にはまるであろうシリーズです。
我が家のお姉ちゃんも、絵本の次の段階でこのシリーズにはまりました。自分で読んだり、親に読んでもらったり、何度も楽しんだシリーズです。
森に住む動物たちの一人が主人公になり、日常生活で起こるちょっとしたことを描いた物語です。別の本で脇役だったキャラクターが他の本では主人公になっていたりするので、親しみが湧いてきます。
この「おかしやさん」では、おかしやさんに特別のケーキを注文した人が誰なのかわからず、ちょっとした謎解きにもなっています。読者も誰なのかなぁと思いつつ、最後には、謎も解け、さらに森の動物たちの温かい気持ちに触れて、ほのぼのとした気分になるのです。
小学校低学年のお子さんが絵本じゃなくて、少し長い本が読んでみたいと思ったら、是非勧めてみてくださいね。