4歳6ヶ月の息子に読んでやりました。冬の寒さを乗り切ろうと、一生懸命編み物をしているふくろうおばさんのお話。どれだけ寒いかというのは伝わってくるのですが、編み物でどんなものを作っているのかというのがイマイチ伝わってこないので、息子もよく理解できなかったみたい。というのは、木や森を袋で覆っているみたいなのですが、全体的に暗い色調なので、わかりにくいというのとそもそも袋で覆うというのがイメージつきにくいのでしょうね。もっとわかりやすい温め方があるような気がしました。そして、春ですよと声をかけるのは絵本の一番最後のページだけ。他は寒さを強調してばかりなので、後でタイトルをみてちょっと違和感を感じました。逆のほうがいいんじゃないかな。やっぱり長さんの絵本はわかりづらいなと思いました。