「ハンバーグーチョキパー」 みんなの声

亡くなった、長新太さんが残したラフスケッチに、和田誠さんが色を付け完成させたお話です。
ハンバーグが一本道を歩いています、そこへ、もうひとり（？）がやってきて、お互いに道を譲りません。そこでとった方法は、ジャンケン！

どうして、ハンバーグに手足が？
そして、どうして歩いているの？
歩いていって、この先どうなるの？
読んでいて、頭の中は、『はてな？』ばかりになってしまいましたが、子どもたちの大好きなハンバーグの登場、そして、ジャンケンときたら、グッとひきつけられること、間違いなし！

ハンバーグがじゃんけんをしてる絵本。
息子は楽しかったようです！
ひたすら、じゃんけんをして負けたら道をゆずる。
とっても単純な絵本なので小さな子にお勧めします。
息子は「ハンバーグ」と言いながら絵本をみて喜んでいました。

息子の幼稚園では、全園児を対象とした絵本購入は『こどものとも』
なので、必然的にこの『ハンバーグーチョキパー』を貰って帰って
きました。

私個人としてはどうもナンセンスの絵本が苦手なのですが、
この話は、初めて面白い！って思えたナンセンス絵本第1号です！

息子も、ものすごく短い文なのにウケていました。
やはり、絵が面白いのと言葉が面白いみたいです。

「けんかがはじまりました　グチャグチャグチャグチャハンバーグー」
この文の発想も面白いですし、

また、じゃんけんをする前の、ハンバーグ同士のめつきが
他のページと微妙に違っていて、楽しいです。

例えてみれば一発ギャグを連載した絵本です。
たまにはこういう絵本もいいものですね。
なんか長さんの魅力を感じた1冊でした。

ハンバーグに手と足がにょきっとはえていて
じゃんけん勝負をするお話でした。

単調な展開なので、どうかと思いましたが
息子たちは一緒にジャンケンをして
なかなか楽しんでいました。
下の子はまだ何が勝ちか分かっていないので
このハンバーグと一緒に分かるといいですね。

お互い道を譲ろうとしないハンバーグ。
勝負はやっぱりじゃんけんです。

勝ち負けの関係がまだちょっと分からない娘ですが、じゃんけんということとグーチョキパーは分かります。
なので、ハンバーグたちと一緒に「じゃんけんぽん！」
基本的に見たものを出すので、お話にあうようにいい感じにあいこが続きました。笑
最後はまたまたいい感じに娘が勝ちのほうをまねたので、私は負けのほうを。
「ほら、○○の勝ち！」「ママの負けだ〜」と勝ち負けの関係も教えてみました。
まだちょっと分からないようですが、少しずつ覚えていけたらなと思います。

ハンバーグのグとじゃんけんのグーが結びつく長新太さんの発想力はさすがです。

こどものともの配本で、幼稚園から持ち帰りました。
ハンバーグ同士が道で出会ってじゃんけんをします。なかなか決着がつきません。
道でハンバーグがじゃんけんなんて？？と思いますが、そこは長ワールドです。子供はすんなり受け入れて真似して両手でじゃんけんしてました。ハンバーグの表情が真剣で面白いです。

長さんの遺稿スケッチに和田誠さんが色を塗って仕上げた作品だとのことです。
付録の冊子で和田さん自身がのべてるように、長さん風でありながら和田誠さんの影がチラッと見えてます。
素敵な作品として完成してると思いますが、長さんファンの方なら、長さんならどんな色にしたのだろうと、想像しながら読むのも楽しいと思います。

ハンバーグがじゃんけんをするお話です。

じゃんけんをしているものの、どっちが勝ちでどっちが負けなのかという事がはっきりとは書かれていないので、残念だなぁと思いました。
ルールがあってこそのじゃんけんだと思うので、勝敗が読み手に伝わるような描き方をして欲しかったです･･･。

イラストは可愛らしいので、一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆