Dr.インクの星空キネマ」 みんなの声

Dr.インクの星空キネマ 作・絵:にしのあきひろ
出版社:幻冬舎
税込価格:\2,750
発行日:2009年01月
ISBN:9784344016101
評価スコア 4.17
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みんなの声 総数 5
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  • 意欲作

    お笑い芸人の著者が5年の歳月をかけて書き上げた意欲作です。

    本の厚さに一瞬ひるみますが
    1冊の中に4つのお話が入っていて
    その一つ一つが絡み合い物語が構成されています。
    時系列が入り乱れているためか
    娘は「えっ?さっき死んだのに生きてたの??」などという場面もあり
    若干グロイと思われるシーンもあるため
    大人向けかなとも思われますが
    お話はしっかりしたもので
    小2の娘もしっかり食いついていました。

    にしのさんの作品は、あとがきでネタバレをしているのですが
    それがまた、いい余韻を残しています。

    ストーリーを追うのが大好きなお子様にぜひおすすめです。

    投稿日:2013/04/10

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  • 久しぶりのヒット!

    久しぶりに私が夢中になって、最後までうなりながら読みました。
    面白い!
    オムニバスで4つの話しがありますが、全ての話しに前の話が上手く絡み発見する楽しみもあります。

    小4の子供には難しいかと思いましたが、やはり最後まで夢中で読んで
    いました。

    後日一緒に読みましたが、初めて読んだときは
    気づかなかったことをいろいろ発見したらしく、またまた楽しんでいました。

    絵は繊細で細かく読み聞かせには不向きかな〜と思いますが、ぜひ子供達に紹介したい本なので、挑戦してみようと思います。

    投稿日:2009/12/11

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    1
  • 細密画の世界で

    緻密で謎めいた絵本です。
    ストーリー性よりも、まず絵に圧倒されました。
    4篇の作品が収録されていますが、それぞれに不思議な世界と、それに向かう自我を表現しているように見えます。
    ある意味挑戦的で野心的な絵本です。

    投稿日:2023/12/26

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  • 漫才コンビキングコングの西野亮廣さんによる初めての著書。
    題名にもある、キネマ(映画の意味)の通り、
    4つの別々なショートストーリーが、
    いい塩梅に絡み合っている印象です。
    モノクロで銅版画のように細かい絵は、
    様々なサブストーリーも内包して、まさに映像的です。
    グッドモーニング・ジョー:
    天文台に住む銀歯のおじいさんとケンヂ少年の交流ですが、
    星空コーディネーターという設定にビックリです。
    星を動かすという発想に、拍手!
    赤いハシゴ:
    ハシゴ屋のトキオが主人公ですが、
    何とも昭和なシチュエーションがいいですね。
    夢ある展開が、驚きのラストへ。
    ドンドコ山のバケモノ:
    バケモノのヤクが、無垢な少女に出会って、驚きの行動に出るのですね。
    鳴り響く太鼓の音に既視感、同じ時空が重なります。
    Dr.インク:
    なんと、世界中の人々の夢の脚本を書く!?
    この造形に脱帽です。
    そして、全3作の伏線が回収されます。
    ほら、もう、生き生きとした動画が読者に立ち上がります。
    小学校中学年くらいから大人まで、やや難解ですが、体感できると思います。

    投稿日:2019/04/04

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  • 絵の細かさにビックリ

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    ペンだけで描かれたというその絵の細かさに、正直驚きました。
    5年かかったというのも納得。
    作者の情熱や、努力を感じることができます。

    オムニバス形式のこの作品。4つのお話でできていますが、最後の話にはそれまでの登場人物がみなでてくるので、1つのお話のようにも感じます。
    ちょっぴりせつないけれど心温まる夢のあるお話や、職人技のすごさ、物事を根気よく続けることを感じることができるお話など様々。
    全体を通して「夢」をテーマにしている印象を受けます。

    その独特な雰囲気、絵本のつくり(量も多く値段もはります)から、大人向けと言われることが多いこの作品。
    確かに一部どぎついと感じられる場面もあって、小さい子への読み聞かせには向かないと思います。
    けれども小学生くらいになると好きだと思う子はいるだろうし、逆に大人でも苦手だと思う人もいるでしょう。
    要は好みの問題だと思います。
    個人的にはとても興味深く、楽しみ、感動を味わう部分もありました。

    投稿日:2009/06/04

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