「まついのりこ あかちゃんのほん」シリーズの一冊で、1987年の初版。
特徴的なのは、登場するキャラクター。
手足が線のみで描かれ、帽子をかぶった丁度小人のような感じです。
ストーリーは、
「〇〇〇 できるかな?」
と言う問いが左ページにあって、
右側の頁では、
出来たことに対して、
「じょうず じょうず」
と描かれています。
ただ、それだけの話がいくつも繰り返しされるのですが、この本には、誉め言葉が溢れています。
誉めることで、子供は成長するとは良く言われることですが、なかなか実践できないもの。
それをこの絵本は、見事に表現していて、親としての気付きとなる側面もあるのではないでしょうか?
シンプルだけども、良く考えられた絵本だと思います。
子供に自分でやろうという意識が芽生えた頃の読み聞かせに、オススメします。