この春、父(息子にとっての祖父)が息子に買ってくれた本です。
春になって、冬眠から目覚めた999匹の子ガエルとお母さんガエル。
次々とまだ眠っているものたちを起こしていきます。
でも、最後に起こしてしまったのは... という話でした。
前2作を読んでいないのですが、お兄ちゃん役がボケ役なのが良くわかりました。
あきやまただしさんの『たまごにいちゃん』シリーズも同様に、今は、すっとぼけた
お兄ちゃんの方が主流なのかな?
最後にまた眠気に襲われるという気持ち、すごくよく分かります。
確か、冬眠した虫たちが起きてくる頃を二十四節気の難しい言葉で“啓蟄”って
言うんでしたっけ? 春を感じる本でした。