「ぎょうれつのできるすうぷやさん」 みんなの声

ふくざわゆみこさんの作品って、女の子がすごく好む柔らかな感じが何とも言えませんよね。
今回登場するのはトカゲのおばあさん。
自分を魔女と偽って、森のみんなを遠ざけて一人で暮らしている。
こういう気持ちって、ちょっとわかりますよね。
本当はみんなと仲良くしたいんだけど、大勢で尋ねられても困っちゃうし・・・・。
ひとりで好きなお料理をして、さびしいながらも、自分の世界で自分なりに暮らす。
でも、このおばあさんの殻を打ち破ってくれる動物たち。
心惹かれる１冊です。

　表紙のかわいい絵と、動物がたくさん出てくるのと、何より食べ物系のお話が大好物の私は、見つけた瞬間からもう読んでいました＾＾
　読む前から【すうぷ】が飲みたくなってました＾＾
　みんなで協力して野菜を採ったり、調理したり・・・。
　読みながらこっちもわくわくしてきます。
　きっと子供もこの絵本を大好きになるはず！
　今度、必ず読んであげたいと思います。
　みんなで小さなおなべのすうぷをスプーンで飲んだ時の、くまさんの気持ちがよくわかりました＾＾
　あれじゃあ、味もわからないかもねぇ・・・（￣ｍ￣〃）ぷぷっ！

ぎょうれつのできるパンやさんの続編が
出たのかと読んでみました。

イラストからおいしさが伝わってきて
ぜひ食べに行ってみたいと思ってしまいます。
このスープを作っていたのは
魔女ではなく小さなトカゲでした。
みんなでたっくさんのスープを作る
場面では息子も一緒に作りたいと一言。
心あったまる絵本でした。

ふくざわゆみこさんの絵本はページの隅々まで絵が書き込まれていて好きです。それも優しい絵なんです。たくさんの動物達が登場してみんな優しい子たちばかりで。読んでいて心癒されます。娘ももちろん大好きです。このぎょうれつのできるすうぷやさんでもたくさんの動物が登場してたくさんの食材がでてきます。トマトやなすはこのようになるんだ！とかゆっくり絵も堪能してください。おなかがすいてきますよ。