「ふゆのあさ」 みんなの声

なんだかとてもしずかなあさ
もしかして・・・
カーテンをめくったときの
ほら、やっぱりゆきだよっていう顔

雪が降ってとても静かな空間って
九州育ちの私にはなじみがなくて・・

子供もぱらぱらと降る雪はみたことあっても
つもってるところはないので
こういう絵本をみると経験させたいなと思います
今はまた転勤で沖縄にいるので
雪すら降る気配もなく・・
絵本で想像させるだけなのが残念です

わたしは、雪国育ち。でも私の子供は雪を殆ど知らない。だから、子供に雪の事を知ってもらいたいなと思って選んだ絵本です。

しずちゃんが目覚め、いつもと何だか違うと感じます。「あっもしかして」と気付くところ、外を見た時のワクワクした気持ち・・・そうそう！私も子供の時そんなだった！と懐かしく思いました。
雪が積もって嬉しかった事や雪の日の静けさがとても伝わってくる良いお話でした。
子供は色々な動物などに喜んでいました＾＾

雪が積もった日の朝。なにか違う静けさにつつまれた朝。
この感じ、ひさしぶりに思い出しました。
最近は、雪も降らなくなってしまったけど、子供のころは、私が住んでいたところにも、よく雪が積もっていました。
そうそう。しずちゃんが目覚めた時と同じ感覚で、雪の朝を、どきどき、わくわくしながらむかえたものです。
雪が降った朝．．．静かな静かな朝．．．いつもと違う朝．．．今日一日何して遊ぼう？
短い文章の中にも、そんな、雪が降った喜びがあふれているようです。
一面の銀世界を描いた村上康成さんの絵が、またいいですよね。

ずいぶん前に、村上康成美術館で購入した本。

この本を手にとって、村上さんの想いを感じたような気がしました。
まず、雪の描き方が素晴らしい！

そして、息を飲むような、静けさに、ドキリとしました。
絵本を読んで、音を感じなかったのは初めてでした。

何気ない雪の朝。あどけないしずちゃんの一日。
雪が好きな私には、嬉しい一冊です。


短い本なので、小さい子供にも読みやすいと思います。

そうそう！雪の朝って静かですよね〜！！
車の通る音も不思議と静かに感じます。
そんな冬の朝の様子を眺めてドキドキしているしずちゃんの気持ちを描いた絵本です。

わかるなぁ〜！！
北陸は雪国だから（最近はそうでもない？）冬になればどっさり積もり静かな朝を毎年眺めていました。
車の通り音や雪かきの音、雪の上を歩く音・・・
本当は色んな音が聞こえてるんだけど、雪が降ってる外を眺めてる時は不思議と静かに感じました。

静かさを感じるほど雪積もってほしいなぁ。
子供たちもその静かさを感じさせたいと思いました。

初雪のあさ。しずちゃんの感覚わかります。
子供の時ありました。
もしかして、そうかもしんない。
朝、起きたときに妙に外が明るくて、昨日までとは何か違う感じ。
やっぱり、雪降ったんだ・・・。
夜の間にしんしんと降った雪が積もってる。
子供の頃って初雪がうれしくて。

まだ誰も歩いていない、雪深いところを犬と突き進んでいくのが楽しい。
大人になった今は、子供と足跡つけて歩くのが楽しい。

ふゆのあさの、しーんとした感じが伝わる絵本でした。

普段雪と縁遠い生活をしている我が家では、この絵本を通して雪に気がついたことがありました。
雪が降った後は音が消える、という部分です。
子供たちは想像できるだけの文章と絵がこの絵本のとてもいい所だと思いました。

表紙のカバーからお話しが始まります。

あっ、もしかして。
そうかもしんない。

子どもたちは「なにが〜？？」
ちょっとまてよ。今読むから・・・
焦る子どもたちを横に読み進めます。

いつもとちがう、とってもしずか。

ぜったいそう。おねがい。

ページをめくった瞬間・・・
「わぁ！ゆきだ〜！！」
子どもたちの歓声が上がりました！
きっとえほんの中の女の子も同じ気持ちだよね♪

初雪の朝の様子をお話しを通して疑似体験！
「へぇ〜ゆきが降ったらしずかになるんだ〜」
「すご〜い！道も真っ白！！」
お話しをしてる間、子どもたちはとっても素敵な世界を
楽しんだことでしょう♪
さて、読み終えたかと思うと、子どもたちも
窓のそばへ・・・

「ねえ、いつもよりしずかだね？」
思わずそとをみちゃった！！

もちろん、ここは南国沖縄。
雪は降りません。でも、『いつか雪に会えるかも？？』
なんて思わせるようなドキドキ☆ワクワクした
お話しでした♪

雪の朝ってなぜか静か。
たしかにそうなんですよ〜。
それをお話にしちゃうなんてすごい。

一番最初のしずちゃんが「もしかしてそうかも？！」って場面が息子の一番のお気に入り。
私も読んでいてすごく共感しちゃう絵本でした。

分かる、分かる、まさに雪の朝！
きっと村上さんは私と同じ東京の人ねと思ったら、岐阜のご出身なんですね。
結局、雪の朝のこの不思議な静けさは全国共通なんですね。

さらに私が雪の朝に感じるのは、お天気が悪いはずなのに、妙に明るいこと。
積もった雪が反射しているせいでしょうが。
この本も、白とグレーが多くて、その妙な明るさがよく表れています。

大人にとっては、雪かきが増えたりして忙しくなるけど、子どもにはとにかくワクワクの雪。
でも私は大人になってもワクワクしてますけどね。

雪の日に読むにはぴったりの1冊です。