「なんだかうれしい 増補版」 みんなの声

「なんだかうれしい」って　ほんとにピッタリのネーミングですね☆
ページをめくる度に　私も（なんだかうれしい）気分になりました。
各ページの絵や写真に付けられた短い文章…。
実際には　心の中でそっとつぶやく言葉であることが多いのではないでしょうか。
そして　その一瞬が終わると　忘れてしまう言葉だったりもします。
でも　この絵本を開けば
その瞬間と　その時に感じた（なんだかうれしい…）気持ちを思い出せそう。

作者は【谷川俊太郎さん＋だれかとだれか】です。
だれかとだれかは　誰なんでしょう（笑）
巻末に答えが書いてありましたので　2回目は答え合わせ？をしながら読みました（笑）

図書ボラ仲間が見せてくれました。
こんな贅沢な本があっていいのでしょうか！
あっていいですよね♪

息子も「これは長新太だっ！（呼び捨てですみません）これは、コッコさんの人だっ！」
などと興奮して見ていました。

写真も素敵で、ほっとしたり、笑顔になったり、心に残ります。
手元において、何度も見返したい本です。

いろいろなアーティストが創りだした「なんだかうれしい」情景が、写真やイラストで、個性的に描かれています。ページをめくっていけば、必ず１つや２つは、「そうそう、私もこんなとき、なんだかうれしくなっちゃう」という場面に出会えます。小さな「なんだかうれしい」の積み重ねによって私たちの生活は作られているんだなぁと、しあわせな気分にさせてくれる一冊です。

どうして、「＋だれかとだれか」なんだろう？
そんな気持ちでページをめくりました。

めくったとたんに、「そういうことだったの！」
何気ない事が、なんだかうれしい。
絵や写真を、見ているだけでもうれしい。
この本で、たくさんのだれかとだれかに会えることが、
私にとっては、なんだかうれしい。

写真といろんな画家の絵が、かわりばんこに登場する、とってもユニークで豪華な絵本です。
しかも、ぴったりの文は、谷川俊太郎さん。
分厚い本なのに、短い文なのであっという間に読めます。

誰にとっても、｢なんだかうれしい｣こともたくさん出てくるけど、人によっては｢えー、ちっともうれしくないよ！｣なんてのもあって、とってもおもしろいです。

次女の好きな元永さんの不思議な絵も時々出てきて、家族みんなで楽しめました。
そう、私にとっては、家族みんなの絵本タイムその物が、｢なんだかうれしい｣なんですよ♪

これは、どなたが発案されたんでしょうか？とっても素敵ないろいろ楽しめる絵本です。まず、「なんだか　うれしい」そのものが、たくさんあって、なんだか嬉しくなります。雨上がりのお日さまとか、スイスイ泳げる夢とか。ちょっとした「嬉しいこと」をイラストや写真で載せてあって、そこに谷川さんの短い文がつづられています。読んでいるだけで、「なんだか　うれしい」おすそ分けをしてもらった気分になれる絵本です。
また、たくさんのイラストレーターの方の絵が載っているので、後書きを見て、当っていた時は、やったー！当ってるぅ。って、嬉しかったですね。