我が家には 次女と三女、幼稚園児が2人います。
この2人には 特に興味深い作品だったようです。
幼稚園内の様子がモノクロ写真で載っていて
モノクロだから見にくい部分もあるのですが、
そのアバウトな感じが より「うちの園に似てる!」と
思わせるトリック効果となっているように思えました。
幼稚園で使う園児用のイスやロッカーって たいてい共通ですものね。(笑)
「こんな生き物みたいなのがいるわけないじゃん!」という強気な気持ちと
「でも、もしかしたら本当にいるのかも…」という弱気な気持ちが交錯した、
不思議な感情を楽しんでいるようにも見えました。
詩人である谷川俊太郎さんの文章がリズミカルで心地よいです。
最後の『さよよんなららららーん』って、なんだかいいですね♪
作曲家である、谷川さんのご子息の歌も載っています。(楽譜付)
谷川さんと息子の賢作さんは 詩と歌をコラボしたステージを展開されているとか。
親子でコラボって、まさに夢の共演ですよねぇ!