「ねずみのでんしゃ」 みんなの声

七つ子ねずみのお話。ちゅう学校に行きたがらない子供たちのために、お母さんは考えました。ちゅう学校行き電車の出発です！
子供たちが嫌がることも、何とか楽しくやらせてあげたいと思うお母さんねずみの気持ちがよく分かりました。電車ごっこ、子供はみんな好きですもんね。いいことを思いついたなぁと思います。
自分の子供たちも、そのうち（もう既に？）嫌なことも出てくるでしょう。でもそれを無理にやらせたり、簡単にやめさせるのではなく、ちょっとした工夫で楽しく取り組めるんだってことを認識させられました。
長いながーい、ねずみの電車。さすがに真似したいとは言いませんでしたが、とても羨ましそうに見ていました。

14ひきのシリーズの大ファンの息子。
同じ作者と同じ絵の方のコンビで｢ねずみのいもほり｣を以前、芋掘り前に読んであげました。
今回のお話はそのシリーズです。
園児のねずみちゃん達はどうやら、学校に行きたくない様子。
お母さんが行きたくなるように、毛糸で線路を作ってくれました。
とっても楽しいお話なので、息子とニコニコしながら読ませてもらっています。

やっぱり、保育園に行きたがらないときは困りますよね。この絵本をみて、お母さんの愛情、なんとか気持ちよく行かせたいという気持ちがすごく伝わってきます。
実際には、線路を作って遊びながら、園には行けないけれど、こんなふうに楽しく通える工夫してみたいですね。

７つごのねずみさんは、幼稚園に通い始めます。でも、こどもたちは、色々理由をつけて行きたがらないのです・・。そこで、お母さんはいい方法を考え子どもたちを幼稚園まで連れて行きます。そしてそれからは、毎朝大喜びで通うようになるのです。
これから、幼稚園や保育園に通い始めるお子さんに読んであげるとわくわく感がますかもしれません。

ご存知「１４匹のねずみ」シリーズのいわむらかずおさんが絵を担当しています。ねずみの兄弟がはじめてちゅうちゅう学校に行くのですが、なかなか行こうとしない子供たちにお母さんがとった策とは・・？？ちょっと長めの絵本ですが、子供が大好きな「でんしゃごっこ」も出てきて、就園前のおこさんに読んであげるのにベストの１冊かと思います。