「ぼくのママはどこ」が我家でヒットしたジュリア・ドナルドソンの作品です。
イギリス グラスゴーのお住まいの三児のお母さんです。
お話は、魔女とねこがほうきで飛んでいるところから始まります。
飛んでいる時に、何かを落としては見つけてくれた動物をお供にするので、どんどん仲間は増えていきます。
この辺りのくだりは、まるで桃太郎と全く同じ。
そして、魔女がドラゴンに食べられようとするのを助ける様は、ブレーメンの音楽隊を彷彿させてくれます。
ストーリーの流れがとても小気味良くて、読んでいて気持良く読める絵本です。
韻をふんだ原文も是非読んでみたいものです。
ストーリー・絵とも、日本の作品とテイストがかなり異なるのですが、凄く楽しめる絵本なのでオススメします。
ムースさんの論評にもあったとおり、日本語なら就学前後、英文なら中学生にピッタリの絵本だと思います。