「紙芝居 はだかのおうさま」 みんなの声

ばかや役に立たないものには見えない生地であつらえた着物、ぞんなものがあるわけないから、愚かしい笑い話になっているのです。
でも、それは違いますと、権力に意見できる人はどれだけいるのでしょう。
インチキな服屋の戯言をバックアップしたのは、保身を守ろうとするイエスマンたちでした。
わが身に立ちかえって、純粋で打算のない子どもの一言の重要さを感じてこそ、この紙芝居は意味を持ってくるのだと思うのですが。
さしあたって、大人の愚かさを子どもたちに示しているようです。

はだかのおうさまは以前絵本で読んだことはありましたが、
図書館で紙芝居大好きな息子が
読んでと持ってきました。
紙芝居で読むと絵本の時よりも感情をこめて読める感じがして
読み手の私も楽しめます。
もちろん息子も紙芝居のほうが絵本よりも迫力があって
気に入っている様子です。

周りをきにして本当のことを言い出せないことって
誰にでもありますよね。
何とも「わかるわかる」というストーリーだけに考えさせられます