シンプルではっきりした色使いが気に入って生後半年位たった頃から娘に見せていました。1歳の誕生日を迎えた頃、よく行く遊び場所のスタッフさんがこの絵本で読み聞かせをしてくださいました。「それではみんな、ママのおひざにのって出発するよ!」というかけ声で始まり、「がたんごとん」の部分では、さながら電車に乗ってゆられているかのように皆で「がたんごとん〜、がたんごとん」と左右にゆらゆら、誰かが出てくる度に「乗って乗って〜」と誘ってあげて、彼らが電車に乗ると「それでは次の駅に向かって、しゅっぱ〜つっ!」とページをめくって読んでくださりました。それがとっても楽しかったようでそれ以来、お気に入りの一冊です。単に文章だけを読むとあっという間に終わってしまいますが、おひざ電車に乗せて読んであげるととても楽しい時間を一緒に過ごせる絵本だと思います。