きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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広島原爆に関わるエピソードの一つ。 託児所で保母さんをしていた宇根さんが、原爆の投下されたあと見当たらぬ子どもたちを探して歩いた広島の街で目にしたのはまさに地獄でした。 そして、その街で水を欲しがる人たちの願いをかなえてあげられなかったことを、ずっと心の中に負い目として抱えていました。 戦後10年、思わず近い場所に滝を見つけ、宇根さんは原爆慰霊碑に献水することを自分の生活にしたのです。 大きなことのように思えなくても、それが50年以上続けるということはとてもまねができることではありません。 平和を考えるとき、この継続の重さの中で自分たちは何ができるか、そんなことを考えさせられました。
投稿日:2010/12/06
被爆した方が最期に 「水を下さい。」 と言って死んでいったというお話は、よく聞きます。 この絵本は、実際に水を求められながら、上げることが出来なかったことをずーっと心の中で悔やんでいるおばあさんが、何十年という長い間にわたって、毎日お水をお供えして歩いているという実話です。 一度だけでも充分心を感じますが、そんなにも長い間続けたこの方の心にうたれるものがあります。 本当に、お水をあげられなかったこと、その日のことが、悔しくて悲しくて堪らないのが伝わって来ます。
投稿日:2011/08/04
原爆慰霊碑に献水を続ける一人のおばあちゃん。 この話は、テレビで見たことがあります。確か高齢になったので、そのおばあちゃんの後継者もできたということ。 そのことはあとがきにありました。 54年間も水を備え続け、それも一か所ではないことに頭が下がる思いでした。 原爆の恐怖もいつしか風化され、私たちは原発事故の放射能に日々脅かされる生活の中にあります。 唯一の被爆国でありながら、どうして今こんなことになっているのか、そんなことを毎日悔いています。 できることは、被爆の恐ろしさを子どもたちに語り継いでいくことだと思うのです。
投稿日:2011/07/02
4歳の息子と読みました。 ちょっと早いかなと思ったけど、 昔、日本がアメリカと「せんそう」をしていたことは 知っている息子。 「げんばく」についてあまりよく理解はできてない様子でしたが、 その「げんばく」のせいで、 とっても多くの人がなくなり、また苦しんだことは すごく理解できたようです。 この絵本を読んでいて、私が小さいときに読んだ 「はだしのゲン」や、行った事のある原爆資料館等を思い出しました。 いつか子供と一緒にヒロシマを訪れたいと 思わせられた一冊でした。
投稿日:2011/04/25
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