おじいさんは、孫にやさしい語りで話しかけています。
泣いても言い。でも、笑って、楽しい顔をしていてほしい。孫のそういう姿がおじいさんはずっと見ていたい・・・ほんわりとしたあたたかさも感じるお話です。
「いつまでも泣いていたって、亡くなった人は喜ばない。」とよくいいますが、こうして本になると心にしみます。
大好きな人が亡くなった時のかなしくてさびしい毎日を何が救ってくれるのでしょうね。
親がいて、祖父母がいて、曾祖父母がいて、その前のまたその前の世代が命をつないでくれたおかげで自分がここに生きている、そこに感謝をすることで少しずつ気持ちがかわっていくのでしょうか。
このお話はおじいさんと孫ですが、誰に置き換えても響くお話です。