「でんでんむし」じゃあないですよ。
「てんてんむし」。
動物に詳しいあべ弘士さんが語る虫の世界。
ワクワクしますね。
虫の観察の本は数あれど、この絵本の視点はちょっと変わっています。
それは、虫の体の模様に着目した点。
ほら、点がいくつある?縞模様?文字?ひし形?顔!?
そういえば、とってもバラエティー。
それを、虫の言葉、と捉えると、ほら、新鮮ですね。
たくさん虫が出てくるので、昆虫が苦手な方にはお薦めできませんが、
でも、模様という視点から見てみると、大丈夫かもしれませんよ。
そう、虫からのコミュニケーション、と考えれば、
なんだか親しくなれそうです。
紹介文も簡潔でリズミカル。
とてもステキな世界を知った気分でした。