作者の「ぜったいたべないからね」を先日読んで、すっかりファンになってしまいました。
彼女の独特のキャラクター!あの、生意気そうな子どもの目つき。豊かな表情。すごく子どもらしくて、とても愛着がわきます。
さて、本文。主人公の少女は何やらペットが買いたいらしい。しかし、彼女の買いたいものはライオンだとか、オオカミだとか、一筋縄ではいかない動物が多い。
そこで、当然、家族から、待ったの声がかかる。このダメ出しが中々面白い。
例えばタコ。ママは「たこって、いくつあしあとつくとおもってんの?」
「8つ?」
「そう、おそうじがたいへんよ」だって。
それで納得しちゃう主人公も面白い。
最終的に彼女が選んだペットは?
それは誰にもわからない。卵からかえってからの、お楽しみ。