3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。だいぶお寿司が食べられるようになり、一緒に回転すしで楽しめるので読んでみました。そしたら、お寿司を食べるのはねこです!
おすしを食べたいと思っていたのはねこちゃんたち。そしたら、魚の形をしたトラックがとおりかかり、ねこ向けのおすし屋さんと判明。めいめいに思い思いの寿司を食べました。でも、お代金を払うことができません。ところがそんなことは心配しなくていい、自分で釣っているからと気前がいいお兄さん。ねこたちはお礼におにいさんの魚釣りを手伝うことになります。この魚の形をしたトラックは、ふねになり、潜水艦になって魚を採りにいき、豊漁!そして、ねこたちはおにいさんの弟子になってねこ向けおすし屋さんの2号トラック、デリバリーバイクを展開できるまでになります。そうして、ねこたちにおいしいおすしを届けることができました。
鈴木まもるさんにしては珍しいタイプのお話ですね。よっぽどねこが好きなんだなーとネコへの愛情が伝わってきます。それと同時に、奇想天外な展開なので、息子も目を丸くしてそのストーリーの行く先を楽しみに。大好きなお寿司の本なので、身近に感じることができたのかも。
お寿司が好きな子、ねこが好きな子は楽しめる一冊だと思いますよ。