中学生の上の子が、ぱらぱらめくって、1人読みしていましたが、特に感想はなにもきいてません。
表紙絵を見て、カレン・バーバーさんの絵がとっても魅力的で、素敵だな〜と思い、図書館で借りてみました。
作者は人種差別についてなどの活動をしているようで、ご自身がアフリカ系アメリカ人というのもあり、そういったことにかなり思い入れを持っているようです。
「もしぼくが、ひふも、ひげも、髪の毛もなしに、外に出たら、みんながみんな「そっくりさん」になる。」というところ、なるほど、と思いました。
こういう説明なら小学生の中学年でも理解できそうです。
ただ、全体的となると、なかなか難しい絵本でした。
日本は島国ですので、昔ほどではないにしても、「他の肌の色をした人種」に対して、生活面での知識が乏しいと思うんですよ。
こういうことが認識できるようになるのは、小学校の高学年から、中学生、高校生くらいではないでしょうか?
この絵本をもし読み語りに使うなら、私は小学校高学年以上をお薦めします。