「はらぺこあおむし」で有名なエリックカールが、愛娘を思って描いた絵本。パパが参加するきっかけにもなる仕掛け絵本です。
お月さまをとってと頼まれた父親が、試行錯誤して月を入手します。満月になるころには、大きく、大きく。そして満ち欠けをして新月に向かうと小さく、細く、細くなりついには消えてしまうお月さま。
二歳の息子はこれで月の満ち欠けを認識しました。円形のアンパンマンポテトをかじっては、「ちゅき(月)」。もう一口かじって細長くなっても「ちゅき!(月)」と、学んだ月の変化を楽しむようになりました。
エリックカール特有な鮮やかな絵本に、ダイナミックに広がる見開きの仕掛け。娘さんが主人公ですが、男の子も十分楽しめる絵本です。