踊るのが大好きなカンガルーのお話です。
まるでバレリーナのように
爪先立ちしながら、すました顔で
くるくるまわったり、ゆらゆらゆれたり
ピョンと跳ねたりします。
弟にずっと変な目で見られてましたが、
楽しそうに踊る姿は
むしろすごいなと思いました。
バレリーナが踊っているのを
毎日窓の外から眺めて真似していました。
すっかり上手になり、同じように踊れます。
舞台にたって踊る日がくるのでしょうか。
最初から最後まで、
読んでいて楽しい気分になりました。
最後に一言言うと
バラは食べるものじゃないですよ。