末娘の大好きなますだくんシリーズ、これは漫画形式ですが、短めなので、ほっと一安心。
この本で、ますだくんが強くたくましいばかりでなく、考え深くてやさしい理由がわかりました。お兄ちゃんにもまれるだけでなく、優しいおねえちゃんからいろいろ教わり、妹の世話で泣き虫を扱うこつをつかんでいるのですね。
赤いランドセル、それもお古のランドセルを持ってどうどうと学校に行ける強さは魅力です。我が子も(自分も)こういう人になってほしいものです。
このシリーズ、親の存在が希薄ですよね。ますだくんのお母さんは入学式にも列席しないし。みほちゃんのお母さんは泣いているみほちゃんをますだくんにあっさりまかさてしまうし、かっこいいからと言って、娘が赤がいいのに青いランドセルを買ってしまうし。親なんて子は育つということも言いたいのかしら。
それにしても、武田さん。上のお兄ちゃんはますだくんが1年生になった時には中学生になっているはずなんだけどなあ。どうして、まだ小学校にいるんですか