村で、みんなで集まっていた時のお話。
急に、バッタのとくさんが腹痛で苦しみだし、誰かが医者を呼びにいくことに...
これって、かなりの一大事。
足が多いというだけで、その大役をさずかったむかでだったけれど...その後の展開は想像がつきませんでした。
題名が「むかでのいしゃむかえ」というからには、医者を迎えに行く途中に、大冒険があるのかと思っていましたが...
なんと、医者をむかえに行く前に、そのたくさんの足に靴をはくところで戸惑っているとは思わなかった。
もがきながら、履物をはいているむかでの場面は、笑えました。
「ぜんぶの足に靴はくんだ。」
と感心しながら聞く息子。
腹痛でくるしむバッタのとくさんには笑えない出来事だろうけど、やっぱり笑えました。