あの!でこちゃんが帰ってきました!!って、我が家では先日読んだ「でこちゃん」が、ちょっとしたブームになっていたので、図書館でこの「でこちゃんとらすたくん」を見つけた時は嬉しかったです。
でこちゃんの家に、いとこの「らすたくん」が一人で泊まりにくることになりました。
でこちゃんは、このらすたくんに会うのは初めてで、初っ端にらすたくんに指をさされ「あっ、おでこ」と、言われてしまいます。
それからはもう、らすたくんが何をしてもでこちゃんは、気に食わないのです。おまけにみんなはらすたくんにちやほやしてばかり(に、でこちゃんには見えるのです)。
でこちゃんの顔は前半、ズーッと、ムッとしたまま。
ところが、大好きなケーキのおやつを食べた時、お母さんに「ふたりとも たべかた おんなじね」と、言われたのを切っ掛けに、ふたりの中は急速に深まっていきます。
どうやら、似た者同士だったようです。
中でも、ふたりが一番好きな遊びのシーンは面白かったですね。
他の家族全員参加で、忍者ごっこをしてるんですが、お母さんは椅子の上で踊っているし、お父さんは壁に変な絵を書いているし、おじいちゃんは…。
この、でこちャんシリーズを影ながら盛り上げてくれているのは、おじいちゃん。(パフォーマンス!?と、いっていいやら。これは地で、性格のような気もします)
無口なくせに存在感のある、面白いおじいちゃん、ぜひ、ご賞味あれ!