「キャベツくん」 みんなの声

「変なほんだったね〜」とママ。
「どうして？」と娘。。。
どうして？といわれてしまって、こっちがえー？・・・
コメントに困って
「どのキャベツがすきだった？」
「んー、くじら！」
「あーーーーんなおっきいキャベツくじらがあったら
みんなで食べられるね。お庭にいたらびっくりしちゃうねぇ」

相変わらず　長　新太さん・・・何冊も読んであげているけど
いまだに
いい話だったなぁとか、感動したなぁとか、
子供に読み聞かせたいなぁとか・・・一度もないです。。
なのに、子供は一度読んだら
忘れられないらしい。
本屋に行くと、これ読んでってもってくる。
その都度、ママはえーって思うけど・・・
毎回読んで
かなりたくさん長さんの絵本、読んでいるのに
いまだに買ってません。。ごめんなさい。
でも、娘は大好きなようです。

キャベツ畑が広がって、キャベツくんが話します。

こどもと一緒に読み進めると、次はなんだろう？次は何だろう！次は何ー！？と、わくわく可笑しくてたまりません。

「ぶきゃっ」　という掛け声もおかしくておかしくて、読み手も思わず笑ってしまいます。
子どもの口からも、ぶきゃっが、出てくると思います。

素直におもしろがるあたたかい空間が広がって、絵本を子どもと一緒に読むのが楽しいなと感じる一冊だと思います。
創作絵本なので、年長さんや小学生低学年の想像力を広げられる頃が最適と思います。

はっきり言うと意味不明な本かもしれませんが、子供には人気の面白い本なようです。キャベツが動物の体の部分に変わったりするところもそうですが、キャベツ嫌いな孫がキャベツに興味を持ってくれるようになった不思議な本です。

きゃべつくんを食べるとこうなる！！
という　きゃべつくんの発想がおもしろく
この動物はどうなるの？？　と読んでて　思わず笑っちゃいます
ぶたやまさんの反応がまた面白いんですよね
きゃべつを食べたら身体がキャベツになるなんてことないのに
真剣に驚いて　キャベツくんを食べないぶたやまさんの
純粋さがいいですね

子供の時に読んでました。
好きだったのを覚えているのですが、今回久しぶりに読んでみたら何がそんなに面白かったのか、ちょっと分からない…。子供にうける何かがあるのかな！？

２歳８ヶ月の息子に読んであげようと思ったら、数ページ読んだだけで、イヤと言って閉じてしまいました。
絵本が好きなので、色々な絵本を読んできたのですが、初めての反応でした。

キャベツを食べたら動物たちはどうなっちゃうのか。。。

しつこい位繰り返される質問だけど、
子どものしつこさに合わせるとこのぐらいになるのかなと思う。

個人的にはブタヤマさんのプギャがおもしろくて
食いしん坊なキャラ設定もいいと思った。

昔からある、懐かしい絵本

子供のころにはあまり面白いと思わなかったのですが、読み聞かせやお話し会でいろいろな方の読み方を聞いたら、みんな違うので、それもまた面白いと思いました。

ぶきゃっ。の読み方一つでも、印象が違いますね。
声に出して読んだほうがおもしろいと思います。ぜひ、ブタヤマさんとキャベツ君になりきって声に出して読んでほしいです。

タイトルはキャベツくんですが、ブタヤマさんがとても気になりました。
ブタヤマさんが驚いてのけぞるたびに、帽子が取れるところが面白いです。
幼い子どもとおしゃべりしていると、空想の世界を熱心に語ってくれたり、大げさなリアクションを喜んでくれたりすることがありますが、ちょうどそんな場面を思い出しました。

当方は子どもがいないため、子どもの反応が分からないのが残念ですが、大人の私には、シュールで、すごく面白かったです。

いろんな動物がキャベツくんを食べたらどうなるのかが、空に浮かんでは消えるのですが、中には「えーーー！そうなるの！」という、予想だにしない格好だったりして、妙に感心してしまいました。

そもそもストーリーも、ブタヤマさんの「おなかが空いたからお前を食べる」という唐突な発言から始まりますし、とにかくぶっ飛んでます！

長新太さんの絵本って、やっぱりすごいなーと思いました。

ブタヤマさんに食べられたくないキャベツくん。
そこでキャベツくんがとった秘策。

「ぼくをたべると、キャベツになるよ！」「ブキャ！」

動物たちの豪快なキャベツ化ぐあい！
ブタヤマさんのズッコケぐあい！
これらを楽しむという、なんというか、変な絵本です。
空がスライドショーの大きなスクリーンみたい。
「こうなる！」
キャベツ化した動物を浮かせます。
キャベツくんによる、
君には食べられたくないという変なプレゼンテーションです。
ええ、ブタヤマさん、しっかり説得されてます。

空がメインのような構図です、
下の地面に主人公二人が小さく描かれているので
空はどこまでも広がっているように感じます。
黄色い空にドーンと緑のキャベツ。
内容と同じく、
絵的にも、なぜだか爽快なのです。
むせるようなキャベツの香りまで言及されていて、
大きなキャベツを見ながら息をすうと、
空気まで新鮮に感じるから不思議。

なんでキャベツなのに食べられたくないの？
このキャベツ化、どうやってんの？
・・・なーんて細かいこと考えてはいけませんよ！
ブタヤマさんみたいにビックリしたり、ひっくり返って、
まぁ笑っておきましょう。
二人が意外なことに仲のいい様子で終わるのも
気持ちがいいですね。