市内の小学校への読み聞かせ隊に所属しているので、絵本を借りたら6年生の息子にも読んで、練習台になってもらいます。
読み終わった後、「素敵なお話だねぇ」と息子。
大きくなるとちゃんとわかるけれど、これ、子どものための絵本というよりは、ママのための絵本だなぁ〜と思いました。
ぼうやが「おそらには、どれくらいおほしさまがあるの?」とたずねると「かぞえてごらん」とかあさん。
そして朝には「おほしさまはいくつあった?」とかあさんは尋ねます。
子どもからの質問に、ついつい答えをずばりと答えてしまい、子どもに考えさせてないこともあるかも…
自分で考えさせるようにしたときも、あとでどうだった?って聞いてないかも…
って、自分のこと省みちゃいました。
また、何でも自分で確かめさせるのではなく、海の深さのシーンでは、「おそらのたかさとおんなじくらいふかいのよ」と答えるお母さん。
全部同じ答えじゃないのは、きちんと子どものことを考えてるからだな〜(ふくろうが海にもぐってったら危険ですものねぇ)。
こういうお母さんでいたいなぁ、って思いました。
最初は羊毛フェルトでふくろうを作るときのモデルに…と、図書館で借りたほど、やわらかいタッチのふくろうも背景も、とっても素敵な絵本です。
ラストの親子のシーンもとっても素敵です。
機会があれば、お友達お母さんへのプレゼントにもしてみたいなぁ、と思います。