原題は、“Curious George”。 「ひとまねこざる」のお話と思って借りてきたら、一作目の「ひとまねこざるときいろいぼうし」のほうだったんですね! (これだけ多くの絵本を子どもと読むようになってもまだ「文字を読む癖」が抜けないようです・・・。表紙の絵を見れば、一目瞭然なのに!)
娘といっしょに読んだジョージの絵本は、これが3冊目ですが、今回はほとんどページをめくるごとに「え〜〜!」の連続。
ジョージが黄色い帽子をすっぽりとかぶった隙に、おじさんが素早くジョージを袋に入れてしまうと、
「え〜〜!どうして捕まえられちゃったの?」
ジョージの乗る船が動き出すと、
「え〜〜!ジャングルは?」・・・ここまでは、とっても心配そうな娘。
でも、おじさんの家に着き、ごちそうを食べ、パイプたばこを吸っているジョージに、
「え〜〜!どこで見つけてきたのかなあ? いったずらだね〜!」
間違えて消防署に電話をしてしまったときには、
「え〜〜!911にかけちゃったの〜?」(こちらの火事、救急は911)
牢屋から抜け出し、風船といっしょに空に舞い上がってしまったジョージ。
やっと地上に降りてきたところで、おじさんが風船売りに代金を払い、ジョージが握り締めている全部の風船をそのままもらうと、
「え〜〜!Not fair! だって他の誰かも、Jも買いたいのにっ!」と、ちょっぴり焼きもち。
そして、最後に、ジョージが動物園に着き、“What a nice place for George to live!”と、ハッピーエンディングを迎えると、
「え〜〜!じゃあ、おじさんのおうちには住まないの?」と、困惑気味の娘でした。
とにかく、「え〜〜!」のリアクションが多かった1冊。
1番のお気に入りは、ジョージがかもめといっしょに空を飛びたがり、
“Oh What happened! First this-”(かもめといっしょに腕を広げて飛んでいるジョージ)
“And then this!” (どっぼーん!海の中にまっさかさま。)
ここは、いつも大きな声でいっしょに読みます。