「おばけのてんぷら」って、いったい何だろうというのが私の第一印象でした。本屋さんで見かけて気になりました。子供が二歳になって、なんとか会話ができるようになってからこの本を買いました。
私が読んでみて「面白い」と思いました。
「おこづかい全部使っちゃったけど、まあ いいや」
「めがねのてんぷらつくっちゃった。わあ、おかしい!」
ってセリフがいいですね。「カリカリしないで、陽気に生きましょう」とうさこに教えられるようです。
子供もセリフを真似して、「まあ、いいや」「わあ、おかしい」、そして天ぷらを揚げるとつまみ食いしながら「てんぷらはあげたてにかぎるわ」と池波正太郎先生(鬼平犯科帳の作者)のようなことを言います。
この本を読んで、せな けいこさんの世界にはまってしまいました。次に読んだのが「めがねうさぎ」でした。