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むかし、ねずみが…」 みんなの声

むかし、ねずみが… 作・絵:マーシャ・ブラウン
訳:晴海 耕平
出版社:童話館出版
税込価格:\1,282
発行日:1994年
ISBN:9784924938151
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,597
みんなの声 総数 7
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  • マーシャ・ブラウンの版画絵

    マーシャ・ブラウンの版画で描かれた絵に惹かれて手に取りました。
    インドに伝わる昔話です。
    「大きいということ、小さいということ」について考える行者。助けたねずみは、どんどん強い動物に変わってとてもいきます。
    哲学的であり、教訓めいた感じもして、意味を考えてしまうと難しいのですが、私はシンプルに絵を楽しみました。
    美しくて力のある挿絵です。

    投稿日:2019/12/04

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  • 面白かった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    コールデコット賞受賞作品ということで
    読んでみました。

    読んでから気づいたのですが、
    マーシャ・ブラウンって「3びきのやぎのがらがらどん」
    の作者なんですね。

    木版画だったのでまた違った雰囲気を楽しめました。

    行者が哲学的に考えるのは難しいのですが、
    でも、ねずみがトラにかえられて威張るところなんか
    教訓的で昔話らしく面白かったです。

    投稿日:2018/12/25

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  • 木版画が素敵です

    木版画が、勢いとかも感じられてとても素敵です。インドのお話です。インドの行者が”おおきいということ、ちいさいということ”について考えにふけっていると、カラスに捕まりそうなねずみを助け、今度は、猫に襲われそうになったねずみを、強そうなねこに変えました。ねこから、犬へ、犬から虎へと変えて危険から救ってくれた恩を忘れて行者を殺そうとまでした虎は、元の姿のねずみに変えられてしまいました。そこで最初の”おおきいということ、ちいさいということ”について、考えを深めたということですが、考えは様々だと思いました。

    投稿日:2018/12/03

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  • ずいぶんと哲学的な…

    大きいこととは何だろう?
    小さいこととは何だろう?
    行者さんの疑問に、ネズミは答えを出してはくれませんでした。
    カラスに捕まりそうになっていたネズミは、ネコに変身することで難を逃れました。
    ネコに変身したネズミは、自分より強いものが現れると、次々と大きな動物に変わっていきます。
    でも、ネズミは行者への恩や、ネズミであった心を忘れてしまいました。
    ネズミはネズミだった方が良かったのでしょうか。
    何かを暗示しているようなお話ですが、難解です。

    それとは全く別に、木版画で描かれた絵には目を奪われました。
    絵を見ているうちに、行者さんの悩みなどどうでもよくなりました。

    投稿日:2014/06/07

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  • インドに古くから伝わるおはなしより

    行者が、「おおきい ということ ちいさい ということ」について考えにふけっています。

    非常に哲学的 ものの考え方のようにも思いましたが。

    おはなしは、ねずみが行者に助けられた 恩をわすれて・・・
    大きな とらになった時 自分がねずみだったと誰にも言わせるものか 殺してやろうと、思うのです。
     
    人間にも、言えることですよね、小さい子供には、難しいかもしれませんが、 小学生くらいになれば、解ると思います。
    版画の迫力にもひきこまれました。

    私の弟が版画しているので、見せてあげたいと思いました。

    7年前にインドを旅し ブッダのこと思い出しました。

    投稿日:2008/01/25

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  • 王者ってなんだろう

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    インドに古くから伝わるおはなし。

    大きいこと・小さいこと について考えていた行者。
    目の前に現れた「ねずみ」

    自然界で生きていくには避けられない弱肉強食
    行者の力を借りて生き延びたねずみは 森の王者トラの姿を借りる事ができました。
    ところが 自らの愚かな考えで再び オドオドしながら生きていく姿に戻されます。

    強いってなんだろう、大きいってなんだろう、
    真の「王者」になるには何が必要なんだろう。
    子供達自身で何かを感じ取って欲しい絵本です。

    何度も手にした・・と言うわけではありませんが
    哲学的なメッセージと版画イラストは心の奥に刻まれています。

    投稿日:2007/09/21

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  • お話よりも、木版画がすばらしい!

    • ぼのさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳

    長男が借りてきたインドの昔話です。
    行者が考え事をしていると、1ぴきのねずみがかけぬけます。
    カラスにつかまって危機一髪のところを助け出すと、今度はねこがねらいます。そこで、行者はまほうを使って、ねずみをねこに変えてやりました。
    その後も、ねこから犬へ、犬から虎へ、姿を変えてもらったねずみは、行者への恩も忘れ、威張り散らします。そこで、行者は・・・?

    日本の昔話とも、西洋の昔話ともまたちがう、独特のおもしろさがあります。
    お話以上に、木版画の絵がすばらしいです。

    投稿日:2003/04/02

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