初めまして。岡山市の大くんのパパです。
妻が妊娠して間もないころ、生まれてくる子にどんな絵本がいいかと書店で探していました。
そこで「でんしゃでいこう」を発見しました。わかりやすさ、風景の移り変わりと次に何かを期待させるトンネルの「うまい!」描写、前からも後ろからも読めることに驚きと感動を覚え、妻にも「男の子が生まれたら、絶対この本買おな。」と言った自分を思い出します。当時の妻は「ふ〜ん。」と冷めた目で見ていましたが・・・。
長男が生まれて半年ぐらいだったでしょうか。何と生協の協同購入のチラシに「でんしゃでいこう」が掲載されていました。私は迷わず妻に「食材はともかく、この本だけは、絶対買うといて。」と強く訴えました。
買えてとても喜んでいた自分がいました。
私も電車が好きなのですが、長男も電車が大好きです。まだ絵本を最後まで見る、読み聞かせを聞く集中力はありませんが、「でんしゃでいこう」だけは別格です。不思議なことに、「でんしゃでいこう」の時だけは長男は必ず私の膝に座って必死になって絵本の描写を見ています。そして「でんしゃ〜!」と叫んで「うみのえき」と「やまのえき」を何往復もします。子供が喜んでくれていることが、何よりうれしいです。
当初、この絵本に関心のなかった妻も今では「でんしゃでいこう」の偉大さを認めています。妻がこの本を手にするときも長男は行儀よく膝の上に座っています。