新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ウエズレーの国」 みんなの声

ウエズレーの国 作:ポール・フライシュマン
絵:ケビン・ホークス
訳:千葉 茂樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1999年06月
ISBN:9784751519752
評価スコア 4.88
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みんなの声 総数 95
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95件見つかりました

  • いやあ〜!なんて面白過ぎ!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    ウエズレーの住む町では、家の形はどれも同じ。そして、男の子の髪型も、みんな同じ。ウエズレーの髪型はみんなと違い、ピザもコーラもだいっきらい。サッカーなんて、ばかばかしい…そんなわけで、ウエズレーは、いつもひとりだけはみ出し、浮いていました。
    ところが、夏休みの宿題の自由研究に、ものすごいことをやり始めたのです。
    読みながら、どんどん惹き込まれていき、ページをめくり、思わず吹きだしてしまったり、大きく頷いてみたり…その発想、そして、思考の広がりにただただ感心させられることでした。
    『右にならえ』ではなく、自分の考えをしっかり持つ大切さ、そして、親や学校で言われたことを、受け止める素直な心から、素晴らしい世界が始まるような気がしました。
    表紙の、青々しいバックの中で咲く不思議な植物、そしてその中央でポーズを決める少年の絵が目につき、手に取った絵本に、面白い国へと招待されました。

    投稿日:2010/08/09

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    2
  • 清々しい夏

    • あおわたさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子11歳、男の子8歳

    夏休み前に読みたくなる本です。
    色彩もきれいで遠目も効くし、ゆっくり読めば10分位なので、読み聞かせには最適です。

    どんどん状況が変化していっても、動じず、どんなことも受け入れていくとてつもなく広い心の持ち主のウェズレー。
    ちょっかいを掛けられてもひねたりしないし、いじめっ子に対しても寛容。(どんな育て方をすればこういう息子に育つのだろう。これと言って両親がかかわった形跡もないし、むしろ「うちの子は変わってるな」なんて世間一般の意見と変わらない見方をしているのに。羨ましい…)
    子どもの無限の可能性を感じる1冊です。

    投稿日:2013/06/07

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    1
  • 読み聞かせ会で。

    小学校の読み聞かせボランティアの研修で、先輩ママから「中学年向けのおおすすめ」として読んで頂きました。
    開放感があって、夏休みっぽくて、皆と違うってすごいかっこいい事、と思えるステキな内容です。
    でも、皆と違う事を認めてくれる大人が周りにいてくれないと成り立たない。
    大人目線で読むと、いい子育てのアドバイスがもらえると思います。

    投稿日:2012/08/20

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    1
  • 文明の進化

    • いーめいさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子10歳、男の子7歳

    4年生の教科書に紹介されている1冊。
    探検したり怪盗を追いかけたりしなくても、なんて冒険心にあふれるおはなし!
    夏休みの自由研究というところが妙に現実的で、ひょっとして本当にできるかも!?と思わせてくれます。ブックトークした後、自分で本を読んで「やってみたい!」という子も何人かいました。

    何事も子どもの発想は素晴らしい!
    子どもにも紹介しましたがちょっと現実に疲れている大人にも紹介したいお話です。

    投稿日:2012/03/24

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    1
  • 両親は 息子が、ひとりだけはみ出していて、かわいそうと 心配しています。
    この町では 家の形はどれも同じ・・・男の子はモヒカンがりの頭でウエズレーをいじめる。

    彼は家で本を読むのが好きで 一人
    両親は 今日は、何を習ったのと聞いて、パパは「今にきっと役に立つさ」とつぶやくだけ

    この両親は、息子を 見守っているのがすごいな〜
    心配で 何か親の意見を押しつけたくなると思うのですが・・・・

    お父さんの言うとおり! 学校の勉強が役立つときがきた。

    ウエズレーのひらめき 「自分だけの、作物をそだてる。 自分だけの文明を作る!」

    なんと、五日目に 新しい作物が芽を出し育てた、 なんと 実は ももとイチゴとリンゴがまざったようなおいしさ!
    食べてみたいな〜

    彼は作物を利用していろんな物を作った、 なかなか頭が良い、これこそ 自然の中にとけ込んだ 暮らし方!
    帽子や 服まで作るなんて、作物から糸を紡ぐと言うのも 学んでたんですね。

    おもしろそう!
    いじめっ子も興味を持つほどに・・・・
    彼は 自分の頭で考えて 自分の手で作る 
    こんな 暮らしは 昔の人間が自給自足の暮らしをしていたのと似ている
    それにしてもウエズレー語まで作るとは・・・・(インクは、種の油にすすをまぜて、 習字のすみの技法のようですね)

    彼のお父さんもお母さんも 彼が 幸せそうなのに安心したようです!

    こんな風に自由な発想で 暮らせたら 何だか楽しそう!
    子供だけでなく 大人の私も やってみたいな〜(こんな夢があると楽しいね)

    絵も青い空と白い雲が ステキな絵でした!

    投稿日:2010/08/26

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    1
  • 肯定は潜在能力を発掘

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子11歳、女の子9歳、女の子6歳

    自分の子どもが ほかの子たちから浮いていたら、親は心配したり、
    子どもに一言アドバイス?じみたことを言いたくなりそうなものですが
    ウエズレーの両親は ウエズレーを信じて温かく見守るだけ。
    でも そのほうが、子どもに自立心や ヤル気を与えますよね♪

    ウエズレーの≪自由研究≫は本当に壮大です。
    「周りの子がこうするから、自分も そうしよう」ではなく、
    何でも自分で考えて、自分が良いと思うものを選択するのです。

    ウエズレーは 独自の植物を育てて 実からジュースを作り
    茎の繊維で服や帽子を作ります。自分で日時計も作り、
    オリジナルの遊びもたくさん考え、しまいにはウエズレー語まで!
    最終的に、ウエズレーの国が完成します。

    ウエズレーの両親が
    何でも画一化されている町で はみ出し者の息子を温かく見守り
    肯定して見守ることで、ウエズレー自身の自己肯定感が確保され、
    彼の潜在能力が大きく開花した結果だと思います。

    親として、教育にたずさわる一員として、
    子どもを信じ肯定する大切さを改めて感じました。
    親子で少し違った楽しみ方の出来る作品だと思います。

    投稿日:2009/08/07

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    1
  • 若者たちの可能性

    固定観念にとらわれず、画一化された決まり事には無関心、周りの友人からは相手にされない、変わり者のウエズレーが主人公の物語です。

    そんなウエズレーが夏の自由研究に取り組んだら、信じられない自分の世界が、展開されていきます。
    その独創性と集中力には、あ然とするばかりです。
    みんなと同じことをやるのではなく、関心をもったことをとことん進めていくと、発見があり、ひらめきがあり、やりたいことの世界がどんどん拡がっていきます。
    まさに創造の世界です。
    そして、友だちやまわりの社会を巻き込んでしまう文化まで作り上げてしまいました。
    夏休みが終わったら一躍リーダーになっていたウエズレーに、今の若者たちの可能性を感じました。
    自分らしく生きる中に、未来があるのかも知れません。

    投稿日:2009/07/26

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    1
  • 我が子の夢にぴったり

    • むうにゃんさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    うちの次男の夢を実現したようなお話。初めの主人公の変人ぶり。部屋の様子がまるで散らかしっぱなしのうちの状況。
    そんな彼が夢を実現していく様子に、うきうきしてくる。

    投稿日:2009/04/22

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    1
  • ウエズレーの世界を楽しもう!

    読み終えて感じたこと
    それは、「ウエズレーに会いたい!」

    わたしは南国に生まれ育ちながら
    太陽光に弱い!
    ちょっとした外出でもすぐに気分が悪くなってしまう

    でも、ウエズレーの作った世界なら
    いろんな研究をしたり
    住みやすいように考えてみたり
    きっと、わたしも楽しめるはず!
    大人になったわたしを子供心満載にしてくれて
    太陽なんてへっちゃらさっ!な〜んて言って騒いで
    思いっきり満喫できそう!

    自由研究で終わらせるなんてもったいないよね!
    そう!みんなで楽しまなくっちゃ!
    そう言って、ワクワクさせてくれる素敵な本でした

    でも、あの花は、本当はなんて言う花なんでしょうね?

    投稿日:2006/10/11

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  • 自由な夏休み

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    もう秋の気配でいっぱいだが、子どもたちの夏休みにピッタリの本だ。夏休みに出された学校の宿題の自由研究というよりも、夏休みの自由時間をどんな風に楽しんだか!が見事に描かれている。この本を読んだ子どもたちが、こんな自由研究もありなんだ、と思ってくれれば、うれしい。もうすぐ夏だなぁ、という時期に、小学校の授業のときに、さりげなく紹介すると良いんじゃないかな。

    投稿日:2006/09/16

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