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「てんぐさてんぐ」という言葉から、「てんぐさ」が出てきたり、「てんぐだけだよ」といい直したらキノコに間違えられたり、言葉の「てんぐ」いじりです。 単純だけどせなさんの絵で楽しくなりました。 最後のページで出てくる、イヌの「くわん」、サルの「ござる」、カラスの「まっかっかあ」は、強引すぎて引いてしまいました。 先日亡くなったせなけいこの追悼展示で出会いました。 ご冥福をお祈り申し上げます。
投稿日:2024/11/06
海辺の犬、森のサル、山のカラスが集まって、 不思議な物体を見ます。 一体、これはなんなのだろう?とわくわくします。 ぴかぴか光るたまごから生まれたのは? 天草なら海、てんぐだけなら森、とおかしな勘違いの末 カラス天狗の親が出現。 あとは、ちょっとしたことば遊びです。 面白いです。
投稿日:2017/02/28
天狗のこどもを初めて見たイヌ・サル・カラス。 「おいら、てんぐさ」と聞いて、「てんぐさ(天草)?」と勘違い。 そんな感じの言葉あそびが、テンポよく繰り返されます。 オチも完璧。 「うまい!」そんな感じの一冊です。
投稿日:2017/02/15
2歳と4歳の子に読みました。 てんぐのあかちゃんを親元に連れて行ってあげようと親切な犬、サル、カラスなのですが…。 「おいら 『てんぐ』さ」というのを海の中に生えている『てんぐさ』と勘違いしたりしてなかなかたいへんな様子です。てんぐのこどもを知らないのだし、仕方がないのかな。はやく親てんぐのところへ帰れるといいなと思いながら読みました。 こどもにはその勘違いの部分がちょっとわかっていないかもしれません。
投稿日:2015/08/10
登場人物が桃太郎に似ていますね。桃から生まれた桃太郎ではなく、タマゴから生まれたてんぐ。それを見守る、犬と、猿と、キジではなく、こちらはカラス。我が子がだじゃれがわかるようになったらまた読んであげたいな。
投稿日:2014/10/27
はっきり言って、しゃれが上級すぎて3歳の娘には理解できていなかったのではないかと思いますが、私が読んで面白かったので、年長さんか小学生ぐらいになったら受けるんじゃないかと思います。 文字だけで表現するのは難しいのですが、「てんぐさ(最後のさは終助詞)」と「天草」をまちがったり、「てんぐだけ(だけは副助詞)」をきのこの「テングダケ」とまちがったり。 お酒をもらって飲んだカラスは「まっかっかー」サルは「けっこうでござる」犬は「そんなものくわん」 う〜ん、とことんしゃれにこだわった作品。大きい子向きです。
投稿日:2012/02/25
言葉遊びが楽しい絵本です。 だじゃれの要素が強いかな。 大人は理解できておもしろいんだけど、長女にはあまり伝わらないというかおもしろさが理解できなかったようで‥ せなけいこさんの他の絵本の方が分かりやすくて好きだったみたいです。 でも絵がかわいいし、文もちょうどいい量だから分かってか分からずか何度も読んでと持ってきました。
投稿日:2010/09/23
天狗が「てんぐ、さ」って言った事から天草と間違えて始まるお話。今度は「てんぐ、だけ」をテングダケと間違えて…イマイチその面白さが息子には伝わらない。4歳だし仕方ないんでしょうが。で、説明しようとしても、すればするほど私がこんがらがり息子もこんがらがる…堂々巡りの親子。ああ日本語って難しい、こうやって犬や猿も聞き間違えたんだなあ、って独り合点する私。 まあそのうち息子も理解してくれるでしょ。その日まで待ちます。
投稿日:2010/06/10
2歳の息子が自分で読める、読みやすい本でした。 言葉遊びを楽しめるようになってきた初めの時期にぴったりの本だと思います。 てんぐの子の言った言葉を、勘違いした動物たちが、 天狗の子を助けようと、自分なりに奔走する様子が、おかしくもあり、 また、その一生懸命な様子にはちょっぴり心打たれるものもありました。 だじゃれのような、そんな言葉のおもしろさを、大人も一緒に楽しめて、子供にも読みやすいのがお勧めのポイントです。
投稿日:2009/01/07
せなけいこさんといえば、私のなかでは、おばけ絵本です。 今回は、言葉絵本もプラスです。言葉も聞き手で違った意味にとれるので、海辺のいぬ、森のさる、山のカラスを巻き込んでの珍騒動です。 おばけは、卵から生まれるにびっくりしています。 カラスが、天狗の子をおぶって飛んでいると、途中で落っこちそうになると、さすが、天狗の親です。自分の子をしっかりとうーんと うーんと手を伸ばして受け取ったのです。言葉の遊びもおもしろかったです。 絵も張り絵ですが、上手く出来ていると思いました。
投稿日:2008/10/24
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