「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(15) くわずにょうぼう」 みんなの声

美味しいものが大好きな私。
くわずにょうぼうになることなんてまったくもって無縁ですが
どんなお話？？？と思って読んでみましたら、あら面白い！！
現代から、昔話につないでいくところから、すっかり物語に入り込んじゃいます。
それにしても読み始めて、なんだこのえらそうな男は！！と思いつつも
よきお嫁さんがやってきてくれて
ごはんも美味しく作ってくれて
なんでこんなに優しいんだろう、自分ばかり申し訳なくなって「お前もしっかりおたべ」的な感じで
優しいお話で終わるのかと思いきや
まさかの、「お前をがっつりおたべ」！！！！
ひーっと恐ろしくなりましたが、後から笑いが止まらなくなりました☆
なんだか「もっかい！！」と読んでみたくなるちょい怖いけどやみつきになる作品です♪

怖すぎるわ！
絵は怖くないから子供でも多分大丈夫。
息子は
「「食わず」ちゃうやーん！食べてるし！」
と。
そこは突っ込むところなんですかね？笑
ラストページが、いいですね。私ももし見られたら「み・た・わ・ねぇ」と言おうかな〜

どんなお話かと思いながら読ませて頂きましたが、意外と結末は怖いお話で、少し驚きました。
はじめの方はどんな風に展開されていくのかと思いながら読んでいましたが、なかなか展開は開けず。
急に怖いお話へと変わってしまい、驚きです。
大人なら大丈夫かもしれませんが、小さなお子さんには向かないお話かなと思います。

日本の怖い昔話の三本の指に入ると思われる「くわずにょうぼう」、一体どんな怖い話が待っているのかとドキドキしながら表紙をめくると・・
アレッ？！現代のキッチンに女性が。ちょっと拍子抜けに思いながらも、このワンクッションがまたいい感じです。

家族にご飯を食べさせるのが嫌だというくらいケチな男が結婚したのは、なんとご飯を食べないでよく働く女性。しかも美人で料理が上手とくれば、こんないい話はありません。

でも、やっぱりそんな美味しい話はありませんでしたね。
泥まみれの大根のまるかじり、血まみれの牛の生肉、果ては額の真ん中の大きな真っ赤な口・・・！！
見開き一杯の迫力のある絵に、男でなくてもビックリ仰天！
目は血走ってるし、これは怖い！でも、怖いもの見たさで目が離せない。
読み聞かせしながら、息子も「こえ〜、こえ〜！」を連発していましたが、それでも面白そうに聞いていました。

アッサリ男は女房に食べられてしまう結末を迎えるのですが、その後に最初の場面に戻って「あ、お話だったのか・・」と怖さを引きずらせないところが良かったです。
改めて最初のページに戻ると、「もしかしてダイエット中のお母さん」って、自分のこと？ダイエット中なのにケーキ食べてるところ、「み、た、わ、ねぇ！」なのかな？と、クスッとさせられました。

ド迫力で怖いんだけど、挿絵がおどろおどろしていないので、どこかユーモアも感じる作品でした。

「くわずにょうぼう」は知っているおはなしでしたが、この絵本はとてもシュールな絵で楽しめます。くわずにょうぼうがかぶりつく場面は、ものすごい迫力。でも陰湿な感じがしないところがいいなと思いました。
はじめと終わりに、現代の奥さんが挿入されていて、それがまたいい感じに怖い。。。大人も楽しめるような構成になっていました。

親である大人の私が読みましたが。
第一声は，「こんな旦那さん絶対嫌〜」と思いました（笑）。
そして，くわずにょうぼうの何て素晴らしいこと！
美しい上に料理上手で旦那様をよく立てていて，本当にできた妻で。
と思いきや，こんなによく働いて何も食べないなんてありえないですよね。
前半から後半へと，くわずにょうぼうの変わりっぷりがとても面白かったです！
お話の結末には，「こんな男とっとと食べちゃって」と思ってしまった私。
どこかすっきりした気分にさえなってしまいました（笑）。
怖いはずのお話がユーモアさえ感じるイラストで，後味もよかったです。
ぜひ，大人の女性たちにも読んでもらいたい絵本ですね！
面白いです！！
はい，殿方たちは読まない方がいいかも知れませんよ。
いえいえ，こちらの絵本を読んで反省なさってください（笑）。

最初に登場したストーリーテラーによって、突然、不思議な世界に惹きこまれたような気になりました。

静かな前半からの急展開。
女の豹変ぶりが半端じゃないのです！
あの美しかった顔は？立ち振る舞いはどこに！？
静から動を通り越して、激動です！！
大胆な絵がとっても良くて、怖いけど面白い、面白いけど怖い、そんなカンジでした。

そして、ふたたび登場したストーリーテラー。
目が覚めるように戻ってきた、そんな感覚でした。

気を取り直した時、裏表紙に転がる男の帽子に、ゴクリと唾をのみ込んでしまいました。

全ページためしよみで読みました。

とても読み易くて、あっという間に読んでしまいました。
絵の迫力がすごいですね。３歳の息子が見たら怖がるかも。
でも、このお話にはこの絵がぴったりだなと思いました。

息子がもう少し大きくなったら、読んであげたいです。

ちょっと怖すぎるお話でした。
始めの頃はまだ、どうなるのかと思いながら読んでいましたが、終わりになるにつれて怖くなり、最後にはピークに。
怖いものが好きな人には受けるかもしれませんが、私にはちょっと怖かったです。
小さな子供にはちょっと不向きかなと思いました。

「くわずにょうぼう」は昔話の定番と思っていたのですが、
実際の内容を忘れてしまっていたので、今回読んでみました。
始めのうちは、おもしろいタッチで描かれていて、しかも、
子どもにもわかりやすく説明してくれる感じだったので、
あとで娘にも読んであげようと思っていたのですが、終わりに
近づくにつれ、あまりの恐怖で、びびってしまいました。
こんなにこわいお話でしたっけ？？？
こわいお話は、絵本になっても、こわい方がよいと思うのですが、
いやあー、これはほんとにこわかったです。
今でも絵が頭に残ってます。
印象に残るというのは、どんな本でも、よい本なのだと思いました。