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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(16) ラプンツェル」 みんなの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(16) ラプンツェル 作:内田 也哉子
絵:水口 理恵子
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2009年12月
ISBN:9784894325050
評価スコア 4.28
評価ランキング 21,153
みんなの声 総数 39
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  • 大人へ

    大人向けの絵本だと思います。
    今まで読んできたラプンツェルとはちがいもっと身近な、人間味をおびたラプンツェルを感じられました。
    おさえた色合いの絵がとても素敵です。一部分をきりとったような絵が続いていたなかで、いきなりでてくる全身のラプンツェルの美しいこと。
    最後まででてこなかった王子にも想像がひろがります。

    投稿日:2015/11/23

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  • おしゃれ!

    有名なお話なので、内容は知っていましたが
    素敵なイラストと、細やかな文章で、楽しく読むことができました。

    イラストがアーティスティックで、おしゃれです。

    足元だけ、髪の毛だけ、など、
    描かれ方も、変わっていて面白いです。

    非常にシンプルですが、物語のイメージが膨らみました。

    投稿日:2015/11/23

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  • いろいろ想像してしまう

    4歳の息子と読みました。

    落ち着いた色合いでシンプルだけれど、
    ラプンツェル(植物)と髪の毛がめくるめくように描かれたイラスト。
    とても静かで抑えめな、だけれど、余白を持たせた美しい文章。
    このめくるめくような絵と文章の行間からは、
    いろいろなことを想像してしまいます。
    静かに進むからこそ、その背後にあるものを感じてしまいました。
    4歳児には理解するのにはちょっと難しかったけれど。

    ずっとセピア色を基調としたイラストやページでストーリーが進みますが、
    最後、結婚を思わせる文章の部分だけは、薄い緑色のページ。
    生とか希望でしょうか? 象徴的でした。

    4歳児にはまだ早かったかな。。私には楽しかったけれど。

    投稿日:2015/11/25

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  • 眺める絵本

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    ラプンツェル、
    某アニメ映画のおかげで我が家では大人気のお姫様です。
    元のお話があんなに破茶滅茶ではないことだけは
    知っているというレベルで初めて読みました。
    本作はセピアカラーで、色の少ない絵本、
    乾いた印象を受けました。

    最終的には愛のお話でした。
    困難に打ち勝ち、
    両親が叶えられなかった家族の形を、
    ラプンツェルと王子は作ることとなります。
    幸せな結末なのは、よかったです。

    淡々とした物語に
    少女漫画のような絵は
    眺めてるだけで終わる印象で、
    個人的にはあまり響くものはありませんでした。

    投稿日:2015/11/21

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  • 髪長姫

    ラプンツェルは、ディズニーの宣伝でその名前を聞いたことがあったけれど、このストーリーは遠い昔、髪長姫として読んだものでした。ラプンツェルというのが植物の名前だというのも全然知らず、王女様が食べたがったラプンツェルってどんなもの?と思って、ネットで思わず検索してしまいました。なるほど、妊婦が食べるのによいとも書いてあり、思わず納得してしまいました。

    ところで、このストーリーを再話したのは、内田也哉子さんなんですね。この名前を見た時、あれ? もしかしてモックンの奥さん?と思いました。シブガキ隊が全盛の頃が小・中学生だった私には、モックンが電撃結婚をした時のことをとても鮮明に覚えており、フランス語圏に留学していたというまだ若い内田さんがどんな人なんだろう?ととても興味深かったものでした。

    その彼女の文。すごい淡々としていいですね。そして、水口さんが描かれる凛とした清潔感と美しさの漂う絵にとてもその文章が合っていて、すごく素敵な本だと思います。女の子だけではなく女性にもとてもおすすめな本です。

    投稿日:2015/11/21

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  • 魔女の愛

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    絵で語るタイプではなく、文章で語る印象です。と言っても絵はきれいです。
    ラプンツェルを育てた魔女ですが、彼女はラプンツェルを独占するという形をとっていたとはいえ、ラプンツェルを愛していたのだなーと思いました。
    ラプンツェルが王子の子供を妊娠する点も触れられていますが、性行為云々の表現はないです。ですが、文章から言っても大人向きかな。

    投稿日:2015/11/17

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  • こわくて幻想的

     魔女、塔、王子様、、、
     こわいれれど、幻想的で、人間のなまなましさもある、グリムらしいお話です。

     大人ぽいストーリーに、おちついた色あいの絵がぴたっりあっていて、おしゃれだなと思いました。
     ラプンツェルと王子の偶然のであいから、再びあうまでのお話。愛は簡単じゃない、という教訓でしょうか。

     大人も読みたい絵本ですね

    投稿日:2015/11/15

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  • 恋愛小説

    • きらきら虫さん
    • 40代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子17歳、男の子14歳

    子どもの頃から大好きなお話です。

    表紙の美しいラプンツェルの絵を見て手にとりました。

    すると文を書いたのは、内田也哉子さん。

    その美しい文章に、今まで読んだことのないラプンツェルの世界。

    ベージュが基調の落ち着いた雰囲気の絵とあいまって、恋愛小説を

    読んだような気分になりました。


    本の大きさからしても、読み聞かせに使うのではなく、大人が楽しむ

    絵本かなと思いました。

    投稿日:2011/10/16

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  • 綺麗にまとまりすぎかな

    他の本を読んだことがあるので
    こちらはどうかなと楽しみにしていたのですが
    何だか綺麗にまとまりすぎていて
    心が動きませんでした。

    夫婦に子供が出来ずに、ようやく妊娠する。
    大切な子供のために、欲望のまま魔女の庭の葉を食べたいと切望する。
    言うことを聞く旦那さん。
    人の欲望の深さを感じるお話ですが
    その、どろどろしたところがあまり感じませんでした。

    魔女も悪者でなく、ずっと一人でいました。
    ラプンツェルを奪い取った後もいじめることなく世話しました。
    一人でなくなったのが嬉しくて塔に閉じ込めたのかなと思いました。
    裏切られても、殺すことなく、森の中へ連れて行きますが、
    それほどに魔女もラプンツェルを愛していたのだと思いました。

    でも、ラプンツェルも王子に恋をする。
    これも欲です。
    育ててくれた魔女に対する気持ちよりも、愛欲が勝ちます。

    目が見えなくなった王子も愛欲があるからこそ
    ラプンツェルを探し出せたのでしょう。
    再会して、結婚を申し込む必要はないのです。
    もともと両想いで、その強い愛があるからこそ
    二人は結ばれるのですから。

    私は勝手にそう判断したので、内田さんの訳は
    綺麗過ぎてどうかなと思いました。

    投稿日:2011/08/03

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