「モモちゃんとアカネちゃんの本（3） モモちゃんとアカネちゃん」 みんなの声

娘が大好きなシリーズです。
娘は、死神がでてくるので「コワーイ」と言いますが、とても奥の深いお話です。確かに、挿絵の死神がとてもリアルです。
死神や、靴しか帰ってこないパパ、森のおばあさんなどのお話は、とても深〜い内容ですが、納得させられました。子供たちは、どれだけ理解できているかわかりませんが、成長するたびに、読み返してほしい一冊です。
30年以上前ですが、ワーキングマザーだったり、離婚したりと、当時では、最先端の話ですね。やっと、時代が追いついてきたようですね。

モモちゃんに妹が生まれて親の関係が悪化していき･･･。

離婚を描いた作品は数少ない、そんな中でも隠さず書き上げた作品です。童話ということで難しい法律用語などは柔らかい表現で子供にも分かるよう砕いて書き直されています。

モモちゃんに優しく接してくれるくまさんに胸をなでおろしました。離れ離れになると最も苦痛を受けているのが離婚の当人である両親ではなく子供。それでも大人の事情があるのだと理解しようとするのも子供。別れを決める前に大人が読んで良い本だと思いました。

私自身が小学校の時に夢中になったこの童話。
字もたくさんですが、ももちゃんの世界に入り込むとあっという間に呼んでしまった1冊です。
それもこの本の表紙にもあるようにところどころにこのなんともかわいいももちゃんの人形のイラストがカラーで入っていてそれが楽しみだったのです。

このお話ではももちゃんに妹が出来ます。
お姉ちゃんぶりを発揮するｶﾜｲｲももちゃんが見所です。
他の2冊ももちろんオススメです！

娘にも小学生くらいになったら是非自分で読んで欲しいなと思う1冊です。

私が小学生のころに読んだモモちゃんシリーズの中で、一番印象に残った本です。表紙の人形に惹かれて、何度も借りて読んでいました。モモちゃんも可愛いけれど、この本ではアカネちゃんも可愛いです。これを読んで妹が欲しくなったものです。
家庭に起こる問題などは、読んだ当時は気にも留めませんでしたが、今思うと、なぜ深刻な内容を子供向けの絵本の題材にしたのかなぁ、と考えてしまいます。ちょっぴり寂しくなりますが、優しいニュアンスで描かれているので子供に読んであげても大丈夫ですよ。
我が家のお姉ちゃんにはまだ長いお話なので、もう少し大きくなったら読んであげたいです。

モモちゃんシリーズの３冊目です。パパとママが離婚してしまうのです。。しかも、やどり木って、パパの浮気相手の事？！　靴しか帰って来ないシーンが、とても印象に残っています。。でも、こんな深刻な題材なのに、見事に童話になっています。　題材が悲しいほど、松谷みよ子さん独特の世界が広がってくるように思います。

子供の頃に読んだときは、アカネちゃんや靴下のタッタちゃんとタァタちゃんのお話が一番好きでした。とってもかわいいんです！　大人になった今読み返してみると、精一杯頑張っているママを応援したい気持ちでいっぱいになります。
いつ読んでも心が温かくなる本です。

私が小学生の時何度も何度も読んだ本です。大人になって「自分のものに」と買いに出かけたら　廃刊になったと聞いてショックでした。しかし！！見つけたんです！！図書館で！！まだ廃刊じゃなかった。嬉しくて独り読もうと借りた本を　子どもたちが　何度も何度も読んで・・。親子で感動しています。ももちゃんのパンツになりたいこ（布）・・の所が　３歳の息子も大好きです。３０年も前の時代のストーリーなので　時々「これなあに？」と説明をつけなくちゃいけませんが・・まだ　出会ってない方は　ぜひ一度　読んでみてくださいね。