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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(21) おいしいおかゆ」 みんなの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(21) おいしいおかゆ 作:富安 陽子
絵:尾崎 幸
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2010年01月
ISBN:9784894325104
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,742
みんなの声 総数 47
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47件見つかりました

  • 食べてみたくなるおかゆ

    まずしい母と娘のお話なのですが、日本の昔話とは
    やっぱり違って、どこかユーモアにあふれています。
    女の子が不憫なのを知っているおばあさんが、
    おかゆがどんどんとできあがってくる不思議なおなべを
    くれます。
    でも、そのおなべをとめることができるじゅもんを知っている
    のは、女の子だけなんです。
    ある日、おかあさんが勝手につかってしまい、
    止め方を知らないので、町中がおかゆまみれに・・・。
    おかゆにのみこまれている町の様子がおもしろくて、
    そして、そのおかゆをちゃーんと食べている町の人たちも
    おもしろくて、大好きなお話のひとつになりました。
    読むと、おかゆが食べたくなりますよ♪

    投稿日:2015/12/02

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  • 文学的な雰囲気漂う

    • すずらんぷさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子19歳、女の子18歳

    このお話は、以前に紙芝居で読んで知っていたのですが、小さい子供用に描かれたそちらと比べて、ちょっと落ち着いた雰囲気のお話に仕上がっています。
    銅版画で描かれた重厚な絵と、美しい日本語で書かれた読みやすい文章によるものかもしれません。
    昔話にはよくある展開ではあるのですが、おばあさんのちょっと不思議な怪しい雰囲気と、絵本全体から漂う文学的な雰囲気がとても魅力的な絵本です。
    グリム童話はずっしりとした味わいがありますね。さすがです。

    投稿日:2015/11/27

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  • ママが大好き絵本

    この童話、じつは私が大好きなお話です。
    短い文章でしか読んだことがなかったので、しっかりとした物語で読む機会に恵まれ幸運でした。
    もともとおかゆが好きで、このお話のおかゆがとにかくおいしそうで、食べたいなー‥という食いしん坊な理由なのですが。
    おかゆのおいしそうな描写がとくかく素敵で、銅版画のセピア風なイラストもほっこり感を高めてくれていてすばらしいです。

    2歳の息子はもともとおかゆがあまり好きではないのですが、この絵本のおかゆは好きみたいで、おままごとのときにおかゆが登場するようになりましたw

    物語の最後は、おかゆがあふれてさあ大変!となるのですが、イラストのみなさんは、おいしそうにおかゆを満腹になるまで食べていてほっこりします。
    食べ物を無駄にしなくてよかったー。
    息子も最後のねずみさんがおなかいっぱいになっているイラストが特に気に入っているようです。

    ほんわか絵本でオススメです。

    投稿日:2015/12/06

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  • 奥が深い話

    なかなか面白いお話でした。でも、それだけではなくてなんとなく奥の深い話なのかな、とも思いました。
    優しくて、とてもいい子な女の子のことは、必ず誰かがちゃんと見ていてくれている。という所からは、いい事をしていればいい事が起こる。ということを教えてくれているし、このお話に出てくるお母さんのように、勝手に人のものを使うとバチが当たる、というような感じで、お粥が止まらなくなってしまったり。
    本当に1冊で色々と教えてくれているような気がしました。
    でも、こんなお鍋があれば素敵ですね。

    投稿日:2015/12/04

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  • 奥が深い絵本! 受賞レビュー

    グリム童話「おいしいおかゆ」のお話。
    おかあさんと二人暮らしの貧しい女の子とおいしいおかゆを作ってくれるお鍋のお話です。
    グリム童話ならではのまか不思議な出来事と怖さ(呪文を知らずにおかゆはどんどん溢れ出てしまう)は健在でしたが,どこか心がほっとする絵本でもありました。
    貧しいながらもとてもいい子な女の子がおいしいおかゆを作ってくれるお鍋を手にするという幸せ,溢れ出たおかゆを無駄にすることなくみんなで食べるという精神,救われる気持ちにさえなる絵本でもありました。

    現代の日本,飽食な時代です。
    いつでもどこでも何でも食べられる今,私たちは物を無駄にしていないだろうか。
    慎ましやかさを忘れてはいないだろうか。
    この絵本を読んで,そんなことも感じました。
    豊かな暮らしを感謝すると共に,大切なことを忘れずに日々生活していかなくてはと思いました。
    「貧しいけれど豊かだった」そんな言葉を聞いたことがありますが,心の豊かさについて改めて考える時代が来ているのかも知れませんね。

    投稿日:2015/12/03

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  • 銅版画の繊細さ

    ドイツのお話を銅版画で描いたという今作品は、とても不思議な雰囲気をかもし出していて、お話に一気に引き込まれました。貧しい女の子とお母さんがどことなく日本人っぽかったり、おうちの中も純ドイツ風というよりは、少し日本の田舎の雰囲気が混じっていたりします。

    おかゆが洪水のように街をのみこみそうなぐらい溢れてしまうところは、少し怖さを覚えましたが、途中で止めることができて、街の人たちもとろ〜りおいしいおかゆを食べることができたようなのでよかったです。

    それにしても、グリム童話などは、なにか教訓めいたものが感じられることが多いのですが、このお話の教訓はいったい何なのでしょうか?
    あまり良く分かりませんでした。。。

    投稿日:2015/12/04

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  • シックでおしゃれ

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子18歳、女の子13歳

    絵と装丁のセンスが、外国の絵本のよう。シックでおしゃれです。
    (おかゆにのみこまれてしまっているけれど)古いヨーロッパの街並みが素敵です。
    このお話で示される教訓とは関係ないと思いますが、人々が、あふれ出たおかゆを無駄にしないでちゃんと食べるというエンディングは、好感が持てました。この時代なら当然のことでしょうが、飽食の日本では、お粥はあまり喜ばれないような気がしたからです。

    投稿日:2015/12/01

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  • 読み終わった後、ふと思ってしまいました。どうしてあのおばあさんは、女の子にお鍋をくれたのだろうと。そして、あの人は誰? グリムが得意だけれど、でもあんまり出てこない親切な魔女? それとも神の使い?
    どちらにせよ、本当にこんなおばあさんやおなべが実在して、食べるものに困っている人が世界からいなくなったら、どんなにいいことでしょう!

    最後はおかゆで街が飲み込まれた時、私の脳裏には震災の津波のイメージが大きすぎて、家々も流されてしまったと勝手に想像してしまったけれど、そうではなくて、そして町の人みんなが最後におかゆにありつけて良かったと思いました。あとは、あの女の子の鍋がどこかに流されてしまっていないことを祈るのみです。

    投稿日:2015/11/25

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  • このお話は 語りでよく聞きます
    富安陽子さんのお話はすてきでした   森のおばあさんとの出会い 不思議なおなべをもらうのです

    おかあさんが むすめが留守のとき おかゆを食べようと「ちいさなおなべやにえとくれ」 でも・・・・やめさせることばを知らなかったから大変
    おかゆが町中にあふれてしまうのです
    グリム童話ですが   おもしろさがあるお話しです

    絵も銅版画でステキでした  
    なかでも 二匹のねずみが愛嬌いっぱいでした

    投稿日:2015/11/26

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  • 不思議なおなべ

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    おかゆがとてもおいしそうで,こんなおなべあったらいいなと思ってしまいます.食べても食べても食べ飽きることがないおかゆなんて,いったいどんな味なんだろう.想像するだけでおなかがすいてきます.

    それにしても,おかあさん.おかゆがわいてくる呪文は分かってたのに,とめる呪文を知らなかったなんて,おかげで町中大変なことになってしまいました.町のみんなに責められて,これから外も歩けなくなりそう.それじゃちょっとかわいそう・・・とか思ったけど,町の人たちみな,とってもおいしそうにおかゆを食べてて,おなかパンパンになって横になってる人もいるじゃないですか.どうやらそんな心配なさそうですね.

    これからはこのおなべのおかゆで,まちのみんなの胃袋も満たしてあげたらいいのになと思いました.

    投稿日:2015/11/30

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