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石のきもち」 みんなの声

石のきもち 作・絵:村上 康成
出版社:ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2010年05月
ISBN:9784893259127
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,029
みんなの声 総数 15
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  • 石はつらいよ

    ひろった石が宝物という子が多いので
    読んであげようと選んできた絵本です。

    日常から
    遠い昔の出来事まで
    淡々と語られていて
    石ころも辛いんだなと思うと
    模様も愛らしい顔に見えてきます。
    三日月の傷が
    恐竜にかじられた跡だなんて
    遠い遠い昔から
    いつもここに居たんですね。
    その時代に想いを馳せます。

    投稿日:2019/06/18

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  • ポツンとある石に目があったら、いろんなものを見てきたのでしょうね、
    石に心があったら、いろんなことを考えてきたのでしょうね。
    この発想には驚きました。
    自分では動くことのできない石が、長い年月に見聞きしてきたこと、見上げてきたものを想像すると、とても気持ちが壮大になるような気がします。

    投稿日:2017/07/17

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  • 考えたことなかった。

    「石のきもち」。
    まずこの題名にハッとさせられました。
    今まで「石のきもち」なんて考えたことがあるかしら。。。と。
    なかったです(笑)。
    たくさんの動物達,昔は恐竜まで,大昔からそこにある石を通して長い歳月を過ごした日々をファンタジックに描かれている素敵な絵本でした!
    地球上にはもちろんですが人間だけではなく多くのモノが存在していることを改めて感じさせる絵本でもありました。

    投稿日:2016/02/17

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  • このお話は大昔からそこに変わらずにある石のお話でした。石は長生きをしているのでいろいろな体験をしていました。中でもうちの子が気に入っていたのが恐竜に卵と間違われて食べられてしまうものです。そのシーンを見ながらゲラゲラ笑っていたのが面白かったです。

    投稿日:2013/07/25

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  • ゆったり構える

    読み終わったとき、これは奥深いぞと思いました。
    なんでもない石ころが、とっても大きな存在に感じます。
    人間よりもはるかに長い時間を感じて、ゆったりとした気持ちになれました。
    子供だけでなく、大人の方にも読んで欲しい作品です。

    投稿日:2012/03/18

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  • 笑いあり涙あり

    • ハリボーさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子8歳、女の子5歳

    丸くてかわいらしい石くん(「ぼく」とあるので、勝手にくんづけします)は、長い長い歴史の中を、森の中の同じ場所でいろんな動物たちに囲まれて過ごしていました。

    イタチにうんちをされたり、おならをかけられ、「石にしみいるイタチのおなら」と困った顔の石くんの姿に、娘は大笑い。かと思えば、オオカミが、なくした子どもを思い、石くんを抱き続ける場面では、とても悲しげな表情で絵本と私の方を見ていました。

    ちなみに、表紙の絵は、恐竜が何かのたまごと間違えて、石くんをガブリとかみついた場面だそうです。石あたまだから大丈夫だなんて、いきですね(笑)。

    長い年月をじっと同じ場所で見守ってきた石くんのお話は、笑いあり涙ありで、最後は、現代の場面かな。青い空にカブトムシが飛んでいく場面がとてもすがすがしく感じられました。

    投稿日:2012/03/05

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  • みんなのうち

    村上康成さんの作品なので選びました。

    僕は石。ずっと昔からこの森にいる。ここでは毎日いとんなことが起き

    るんだと、とにかく石の傍に寄ってきてくれることを歓迎して待ってい

    てくれるように感じました。温かく見守っていてくれてると思いました

    最後の言葉が大好きで、「戻ってくるさ、きっと。ここはみんなのうち

    だから。」心に残りました。

    投稿日:2011/10/05

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  • わかるなぁ

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子2歳、男の子0歳

    石は朝から夜まで
    むかーしむかーしから今の今まで
    その場所にいていろんなものを見てきた

    いろんなことを感じ動くこともできず常に無抵抗で
    ただそこにいたのでしょう。

    いっしょになって石の気持ちになってみながら読みました
    わたしだったこんな気持ちになるなぁなんて
    にやにやしながらたのしみました

    投稿日:2011/08/14

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  • ながい時間をかけて

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    “この星の上で”シリーズの最新作とのこと

    地球という星が産まれてこのかた、ずっとここに居続ける石が、自分の見てきたこと感じたことを、語るお話なんて驚きです

    そうか・・・木よりもずっと長生きだもんなぁ〜
    きょうりゅうにかじられた跡というのは、こどもにとっても楽しいです
    急に石一つがすごいものに見えてきます

    そしてまた新しい出会い・・・・
    自然派ならではの目の付けどころに感心でした

    投稿日:2011/07/29

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  • 哲学的です。じっくり何度も読みたい絵本。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    最近、村上康成さんの新刊絵本を読んでいなかったので、この作品で、久しぶりに村上さんの絵本に触れました。
    シリーズもののテーマが“この星の上で”というタイトルなので、やや哲学的なストーリーになっています。

    なので、絵のタッチは村上さんらしく、小さなお子さんでも楽しく見るとこはできますが、この絵本の内容を理解できるようになるのは、小学生の中学年、もしかしたら高学年以上のお子さんではないでしょうか?

    本を薦めるにしろ、読み聞かせで使うにしろ、対象年齢を絞るのが少し難しい気がしますが何度も読んでいるうちにわかってくること、見えてくるものも出てきそうな、じっくり読むと楽しいタイプの絵本だと思います。

    投稿日:2011/07/18

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