どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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「そうかい。それじゃあ、しかたがないね。はい、さようなら。」 ずっと無口のこぞうさまの別れ際の言葉。 冷たく、大人びた言葉づかいにドキっとします。 幼い顔で鼻たらしてるけど、 はなたれこぞうさんは、水神様の化身だったかも・・。 荒井良二さんの絵による「はなたれこぞうさま」。 こういう雰囲気の昔話、なかなか新鮮でいいですね。
投稿日:2011/08/07
貧乏でもとても正直でいたおじいさんおばあさんが はなたれこぞうさまのおかげで金持ちになったら たちまち高慢になってしまう。 やはり金は人間を変えてしまうのでしょうか?! 人間臭さみたいなものがあからさまで 怖いような・・・ でも逆に好感が持てました。 はなたれこぞうさまもずーーーっと無言でいたのに おじいさんに邪険にされ、最後に発した言葉。 なんともいえず怖かったです。 ボロボロの着物を着て 青っぱなを垂れているコミカルな見た目とは 違ってとてもシビアな感じがします。
投稿日:2011/01/11
はなたれこぞうさまの最後の一言にびっくりさせられました!最初はおじいさんもおばあさんも良い人だったのに、、、お金を手にすると性格まで変わってしまうものなのでしょうか。 荒井さんの絵で昔話って何だか新鮮な感じがしておもしろかったです。子供たちもいかにも昔話!という表紙は手に取らず、本棚でねむっていることも多いのですが、こちらは進んで読み聞かせで選んでいました。
投稿日:2022/10/08
貧乏なおじいさんが、花を作って暮らしていました。、、売れお 残ったお花を、「竜宮城の乙姫様にさしあげます。」と、言って川に 流していました。その乙姫様から、鼻をたらした汚い子供をつか わされた。鼻は出ている、よだれはながれているという子ですが、 可愛がると願いをなんでも叶えてくれました。おじいさんは、お金 持ちにしてくれたはなたれこぞうには、感謝をしていたけれど、自 分の傲慢さが、その子の存在が邪魔になってしまったので、正直 なおじいさんですが、当然の報いのように思いました。 竜宮に戻るがいいと言ったおじいさんに、「そうかい。それじゃあ、 しかたが ないね。はい、さようなら。」と、はなたれこぞうは、さっ さと家を出て行ったのが、現代風に思えて悲しかった私でした。
投稿日:2019/12/22
私も初めて読んだ昔ばなしでした。表紙のはなたれこぞうさまのインパクトがすごいです。こんなに鼻水出てたら苦しそうですね。お話は、竜宮城が出てきて、浦島太郎と似てるなと思いました。 まずしくても、正直にやさしい心をもっていたおじいさんとおばあさんは、乙姫様から、何でも願いを叶えてくれるというはなたれこぞうさまを預かりました。はなたれこぞうさまのおかげで恵まれた生活を送れるようになった2人でしたが、貧しかった以前より心の余裕がなくなっているように感じました。なんだか残念に思います。 おじいさんが、はなたれこぞうさまに「りゅうぐうに戻れ」と言ったあとの、はなたれこぞうさまのあっさりとしてそっけない去りかたは衝撃的でした。 人間、あらゆる人、ものに対して感謝の気持ちは常に持ち続けていかなけらばならないんだなということを考えさせられました。
投稿日:2018/10/04
貧乏でどうしようもない老夫婦を救ったのは 汚い着物をきて、はなを垂らした小僧さま。 お金がなくて貧しい生活をしているときは とてもやさしくて思いやりがあったのに、 お金をもったらとっても傲慢に! 人間の心理や性を感じるお話でした。 かわいい話だと思ってましたが、いい教訓に なりました。
投稿日:2014/01/07
このお話のはなたれ小僧を見て、うちの子は大笑いしていました!!「きったな〜い」って言いながら見ていたのですが、うちの子も大概はなたれ小僧です!!はなたれ小僧がなんでもかなえてくれるのがうちの子から見てもうらやましかったらしく、「おもちゃ出してほしいな〜」なんて言っていました。
投稿日:2012/08/18
貧乏だったけどいつも正直に生きていたおじいさんとおばあさん。 売れ残ったお花を竜宮にそなえていたことで 竜宮城に招待され、不思議な男の子を連れて帰ることになります。 「はなたれこぞう」という鼻水とよだれが垂れている男の子。 でもなんでも望みをかなえてくれるのです。 案の定おじいさんとおばあさんは長者になり、裕福になります。 そして貧乏だった時の謙虚なまっすぐな気持ちを忘れてしまいます。 はなたれこぞうにもう帰るように言ったことで、今までの豪華な生活が消えて、 小僧がくる前の貧乏な生活に戻ってしまうのです。 小僧を最後、邪険に扱わなければよかったのか? 読んだ後なぜか自問自答しました。 働かずしてお金を得ることの怖さと、 お金が人の心を変えてしまうという恐ろしさを感じました。 荒井良二さんの少しコミカルな絵が中和してくれてよかったです
投稿日:2012/04/15
図書館に行ったとき何となく、目に入って借りてきました。 荒井良二さんのイラストは大好きですが、こういう日本の昔話に使うのはどうかな〜と、思いました。 はなたれ小僧さまが全然汚く見えない。むしろ可愛いぬいぐるみみたいでした。 千葉幹夫さんの文章は読みやすくてとてもよかったので、作家と画家のタッグの仕方が、余計にミスマッチに感じました。
投稿日:2010/12/09
昔話の「はなたれこぞうさま」がこんなかわいらしい絵本になるなんて。 “昔話”のイメージを一新するカラフルなイラストは、さすが荒井先生! こんなかわいいこぞうさまなら、願い事が叶うかどうかはともかく…ずっと一緒に暮らしたいな。 読み聞かせても好評、こどもでも読みやすいですょ。
投稿日:2010/05/18
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