2歳10ヶ月の息子に読んでやりました。私の髪が長いので、常にクリップで無造作におだんごのように髪を頭でまとめています。そのせいもあり、息子にはおだんごあたまがすぐにイメージできたようです。
でも、このお話では、このおだんごが飛び出して転がっていきます!ころころ、いろんなところに転がったり、くっついたり。命が宿ったように行動をします。最後には無事におだんごちゃんの頭に戻ります。
おだんごだけ切り離されて転がっていくなんて、とても奇妙なお話だなと思いましたが、おだんごだって意思があるのかもと思いました。小さくたって、やりたいことがあるんだと、まるで息子が語りかけているようでした。
息子はころころ転がっていく様子が楽しいらしく、笑って喜んでいました。そして、それがどこに行ったか、隠れたかとかくれんぼごっこで遊んでいました。
おだんごヘアーを見慣れているお子さんならもちろんですが、かくれんぼが好きなお子さんでも楽しめると思いますよ。