幼児向けの絵本・・・とあなどってはいけません。
“足型”ではなく“足跡”だから、前足と後ろ足の違いもわかりやすいし、「うさぎがあるく(はねる?)とこんなふうにあしあとがつくのかぁ・・・」など、大人も読んでいて新鮮です。
初めて娘に読んだときにはあんまり興味を示さなかったのですが、何度か読むうちに誰のあしあとなのかを全部覚えてしまいました。
それからは外で自分がつけた“あしあと”と私の“あしあと”を比べて「おかあさんのあしあとはおおきいねぇ」なんて言うようになりました。
自然や生物に詳しい松岡さんならではの作品ですね。