「いいおかお」 みんなの声

ふうちゃんがいいお顔をしていると、ねこ、いぬ、ぞうが次々やってきて皆でいいお顔、するとお母さんがいいお顔してるねってビスケットをくれます。最後は皆でビスケットを食べている絵なんですがそのお顔が１番いいお顔でみていて心が穏やかになりました。子供も気に入ったらしく、繰り返しみています。

松谷さんの「いないいないばぁ」と一緒に「いいおかお」を出産祝いにいただきました。とても、レトロな絵なんだけどこちらがほのぼのしてくる絵です。
「いいおかおしてたから最後にビスケットをもらう」って話の内容的には不思議なんですが、不思議なところがほのぼのするのかしら。
読んでいるとこちらが癒されてきます。子供も優しい気持ちで見てるんじゃないかな。

本を読んでいるというよりも、リズムよく子供に語りかけているような文章でした。なので読み聞かせ初心者の私でも大丈夫でした。子供も馴染みのある猫や犬、声色を変えて読むゾウさんの登場をとっても楽しく見ていました。でも一番喜んだのは、お母さんの登場とお母さんがくれるビスケットです。6ヶ月くらいから読み始めたので、最初はなんとなく眺めているだけでしたが、お母さんが登場した所でニコッとして、ビスケットをおいしそうに食べている絵を見てすごく笑うのです。まだビスケットを食べた事も無い離乳食初期の頃でした。本能なのでしょうか？1歳のお誕生を迎えた今では、ビスケットを食べる場面になると本の上をつまんで口に持っていき食べる真似っこをして楽しんでいます。

レトロな感じの絵本に子供の反応はどうかな？と思っていたのですが、１歳の娘は、大好きでした。
大きく描かれた動物。並んで座ってゆく姿。泣き声。
読んでいる間、笑顔でした。
絵本の最後、おいしいは、どーこ？で終わると、自分の口を触り、いいお顔は？と聞くと、ニマーと、して親をデレーとさせてくれた思い出の絵本です。

どんどんいいおかおが増えるたびに、子どもたちの顔がにこにこしてきます。ゆっくりゆっくり、「いいおかお」のページをめくるといいようです。
読むほうより先に、楽しそうに猫やいぬになってくれるこどもたちの顔がかわいいです。
どうぶつクイズのようにしてもっと動物を増やしても面白いかもしれません。

いい　おかお　してたら、みんな次々といい　おかおになるやさしい絵本です。下の子に読んでたら、上の子が「いいかお」「いいかお」と言いながら下の子に教えて（？）いました。
やさしい気持ちにしてくれる絵本です。

ふうちゃんがひとりでいいおかお・・・
きっと、にこにこしていたのでしょうね。そこへ、猫ちゃん・ワンちゃん・ぞうさん。
みんなのいいおかお見てお母さんからのビスケットの差し入れ。
ふうちゃん・猫ちゃん・ワンちゃん・ぞうさんは
ビスケットを食べながら本当にいいおかお。
怒っているおかおより、にこにこおかおがみんな大好きですよね。
そんな事を自然に教えてくれる。
０歳時から大人まで楽しめる絵本だと思います。
ちょっと、休憩したいときに読んでみてください。
おかおがふっと、ゆるむかもね？

上の子には受けませんでした。しかし弟は面白がっています。
出てくる動物の顔を見ながら笑っています。いいお顔は分かりませんが楽しがっています。
兄は最後のビスケットをもらう絵を見てよかったねと一言。

毎夜、寝る前に暗やみの中で”いいかお（の話をして。）”とせがみます。もう何度も読んで（私も娘も）内容を覚えているので、絵を見なくても想像で楽しんでいるようです。娘は、”つぎは〜、ひひん（馬）”と登場人物も勝手にどんどん作り出して楽しみ、そしてママもやさしい気持ちになれる本です。

出てくる人や動物たちが、みんなほんわかしたいい表情です。娘（０歳）もいつか、この本を読みながら、こんなやさしい表情になるといいな〜、と思いながら読み聞かせています。