「いいからいいから」シリーズの1作目の読み聞かせで、子どもたちに馬鹿ウケしたのは随分と昔のこと。
2作目、3作目と楽しんできたのですが、今回の忍者登場には少し距離を感じてしまいました。
私の読み聞かせ対象が低学年から中学年以上にシフトしてきたからでしょうか。
そんなことはお構いなしに、おじいさんの「いいから精神」は衰えを知りません。
自分を手裏剣で狙われて、「いいからいいから」などといっているおじいさんはすご過ぎ。
ここまで徹底すれば、忍者もやる気を起こすのでしょうか。
忍者は力をつけて帰っていきました?
次はお母さんが忍者「くのいち」ですか?
おおらかで何でも許せてしまう絵本です。
ところで、最初に幽霊さんが見え隠れしていたのは気のせいでしょうか?
裏表紙ではまだ忍者がそばにいるような気もするし。
そんなときは…、いいからいいから。