そうた(1歳4ヶ月)がおなかの中にいる頃に買った本です。お腹の中のそうたに聞こえることを願って、毎日読みました。色・形がはっきりしているので、低月齢の赤ちゃんも反応しやすいのではないのでしょうか。そうたがお腹から出てきた後も、よく読みました。
文章も短く、内容はとても簡単ですが、意外と登場する動物の特性が出ているのです。
あひるのあかんぼのためにパンを探しに行くのですが、「ねこはしっぽをぴんとたて」おんどり・めんどりとパンを探しに。いぬは「ぼくはここで番をする」。なんとなく、それぞれのキャラの違いみたいなものがうまく表現されている気がして、感心しました。
そうたには、あひるのあかんぼのためにパンを探してきてあげるやさしさも身につけて欲しいなぁと思います。
ディック・ブルーナといえばミッフィーですが、ミッフィーが出てこなくても、買う価値アリです。