たまごから生まれたばかりのアンキロサウルスの赤ちゃんが、自分を食べようとしたティラノサウルスをおとうさんと思い込んでなついてしまうのですが、やはりいずれ別れが訪れる・・というお話です。
息子もきちんと最後まで聞いてくれました。
親としてはアンキロサウルスの赤ちゃんが別れを告げたティラノサウルスの足にすがって「いやだいやだー!」という場面は涙がウルウルして読み進めるのが大変でした。
自分が読むのに必死だったのですが、読み終わって息子の顔を見たら、なんと目に涙がいっぱい溜まっていました。どこに心を動かされたのかはわかりませんが、小さな子にも何か伝わるものがあったんだと思います。
子供が大きくなっても、ずっと手元に置いておきたい一冊です。