みなしごのアンキロサウルスの赤ちゃんを食べようと、ティラノサウルスが襲いかかりました。
ところが!ティラノサウルスをお父さんだと思いこんでしまったアンキロサウルスの赤ちゃん。
自然と父性に目覚めてしまったティラノサウルスは、赤ちゃんを襲いに来た他の恐竜を退治したり、生きるすべを教えたり。
「ぼくも早くおとうさんみたいになりたなぁ…。」
と必死にティラノサウルスの真似をするアンキロサウルスの赤ちゃんがとーってもかわいいです。
血がつながらない息子を、とまどいながらも必死に守るお父さん。
すごく、すごーく温かい気持ちになれます。
それ故に、最後の展開は切ない!!
息子は、この絵本の深さをまだ理解できないみたいですが、
大好きな恐竜ものとして純粋に楽しんでいます。